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2004年の11月某日、現二年へ執行学年が移り混乱のなきよう一年間の担当をすべて決めた。まっさきに決まったのが私の特訓ラン、スバルの担当だったような気がする。去年はといえば日原とともに私の自転車生活の原点となり、今思えばSさん、まさんがいたという刺激的な事実によってもっとも印象深いイベントであったと記憶されている。コースは新歓期から徐々に候補を考え、新顔の赤城、冒険の美ヶ原~麦草、無難に日光などいろいろ出た。例年と異なり新歓合宿、5月定サイで一年はかなりの上りを経験しているためきつめにしようと思ったがより多くの人に参加してもらおうということで体力別に別コースが組め、私がゴールデンウィークに行ってとてもよかった二年前の特訓ランとほとんど同じコースとなった。初めてのなかよしレージャーでの行事参加でキャリアは付けずにリュックで背負い走る気満々で当日を迎えるはずであったのだが…。
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2005.06.19 Sun l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
6月5日 まばゆい晴れ

5月某日、このレースに5000円を投資する決意をした。はっきり言ってこの学生の身分、そんなに出場レースを選べるような立場にはいないのだ。5月6日の乗鞍ヒルクライムに6000円とすでに未来に11000円も出資していることになる。今の自分にとってこんだけの大金がかかってりゃぁ気合の入らないわけがない。日ごろのチャリ通の成果を試してやろう。
まずは7時半に滑河(成田のさらに向こう)の会場に行くのにどうするかというところから始まった。適当に調べると0:07新宿発とかいう非現実的な経路しか出てこないとさ。日暮里テント泊案や部室泊があったが結局依田邸泊として3時半に駒場を発ち4:53分新宿発をめざすこととなった。部室で振れを取るなどして依田邸へ約三度目のおじゃまをし、持参した寝袋に包まってよく見積もって3時間ほどの仮眠をとった。休むまもなく、寝起きから山手通りや甲州街道を時速30で走りもはやこころここにあらず。コンビニで朝飯を買い食いして、4回ほどの面倒な乗り換えに車内仮眠を妨げられつつなんとか無事6:54滑河に降り立った。と思ったらそこは無人駅ではありませんか。なんということでしょう。頭の回っていなかった私は新宿ですでに所定の料金を支払ってしまったのでした(凹)
気を取り直して会場までさっと行こうと走り出したものの一向にそれらしきものが見つかる気配がありません。焦る焦る。大汗をかきながら出走5分前くらいには到着して速攻で受付を済ませ、グローブをはめるのも忘れて走り出しました。ある意味アップは十分です。ただ前日の定例会でのインドカレー食べ放題が非常によく効いて胃のむかつきが残っていました。
初参加のXクラスということでゼッケン代わりにメットにピンク色(Dクラスは白とか)のカバーを被せて30秒ごとにスタート。この結果でC~Fに仮クラス分けをして各クラスごとに本レースとなる。ここで、この1.5TTで手を抜いて下のクラスでスパークして入賞を狙うという考えも成り立ったり。。てんでそんなことは考えることなく本気で走るのみ。係員に自転車を支えてもらっていざ発進!とにかく飛ばしてスピードに乗ると時速48と出た。が、ギアが重くならない??仕方ないのでそのまま高速回転で漕いでいく。メーターは全然見る余裕がなかったが時速42,3はキープしている模様。半分を過ぎたか過ぎないかのある地点でインナーじゃんということに気づいてアウターに入れると、なんせインナートップからアウタートップなもんで、一気に重たくなる。そこからギアを軽くすることをあまりできなかったためにどんどん速さが落ち、もはや30台前半か。。しかも意外と長い1.5㎞。もう終わりだろと思いつつカーブを曲がっても、曲がっても、曲がっても、ゴールは見えない。さらに、ゴール手前では緩やかな上りときた。1.5㎞のくせにスタミナ切れでヘロヘロになりながらフィニッシュ――
やぁ、とっっても気持ち悪い&頭クラクラ。そんな中、初参加者向けにピスト系の何かの種目で日本記録をもっているらしいSpecializedの元選手の、主に集団走行についての講習会(集団中では5人先の 走者を見て加減速、前の人と同じ動きをし斜行の際は上がってきている人がいないか後方確認、など) に上の空ながら出て、その後1.5TTの結果が壁に張り出され中学の塾のテストの成績表をのぞき込むようにして見れば、Dクラスの一番上、Nがその二つ下であった。Dクラスの1組(人数が多いのでD-1とD-2に分けて走る)で走ることになりどうやら次まで2時間の猶予が与えられたようだ。この間に回復すべし!
ここいらでなかよしジャージが目印となってOBのKWさんと出会った。Eクラスだって!?スバル一位、一日伊豆一周のKWさんが。。もしかしてDって相当大変なんじゃん??
公民館らしき施設に入ってコーラとアクエリアスを割り勘して出すものを出してロビーでまったり。ただ私はトイレが混んでいたことと間合いが合わなかったことで十分ではなかった。会場周りの公道でアップして第二回戦突入。
今度はラインに並んで集団でスタート。号砲とともに25人のクリートをはめる音がカチカチカチッと鳴ってゆっくりと加速していき集団の真ん中あたりにつける。ぐんぐんスピードにのっていくのでとりあえずちぎれないようついて行くことを考えるが、風除け効果から速さほど疲れない。ゴール手前の上りではやや遅れをとったものの2周目に入ってから半分までは流し気味でメリハリをつけているなという感じ。その流し気味のところで外から前に出てみたりしてもゴール前の上りで抜き返されることになってしまうのだが3,4周目あたりでNが丸一周ほど前で引いていたこともあった。5周目まで同じようなペースで走り鐘が鳴っていよいよラスト、残り数百mあたりから一気にペースが上がりゴールスプリントへ。混んでいて抑え気味だった分を出し切れたかは疑問だがまずまずな感じでゴール。この時点では予選で上位12名が決勝に進めるものだと思い込んでいて結果8位、N18位で私だけ残ってしまってNに悪いなと思っていた。
決勝まで二時間弱。会場近くのたんぼの中に建つスーパーでお昼を買い公民館で本を読んで休んだ後公道で約1㎞×3周ほどアップして会場に戻る。ってか明らかな睡眠不足の上はげしい運動をしたためチャリ通した日の3限以上に昼寝がしたくて半分寝ながらのアップ。
で、よくよくアナウンスを聞いているとどうやら下位決勝なるものが存在するらしいぞ。なんだぁ二人ともあと一回走れるんじゃんということでめでたくスタート位置につく。
さぁ今度こそ置いていかれないようについていかなければ、と思いきや相当なスローペースで漕がずに流すこともしばしば。後で聞けば先頭交代がうまくいかずに牽制しあっていたらしい。どのクラスであろうと集団の速さなんて所詮先頭を引く人の気分でしかないのか。たしかにC,E,F1クラス予選の結果を見ると上のクラスが速いということは全くなかった。もはや最初の9+3/4周は意味がなく最後のスプリントで順位が決まる気配がプンプンしていて1分差スタートのD組下位に追いつかれそうになる始末。終始余裕がありながら結局ゴールスプリントでうまくかわされていき16位。このレースは力を出す場面がなく不完全燃焼で悔いが残った。なにげにまぐれでの3位入賞を狙ってたのに。。
そもそも体調が悪すぎた初レースは終わった。信号のない平地を自由に走りアベレージ40近くを出せるということ自体が新鮮だった。乗鞍では前日泊なのでフル装備ツーリングで鍛えてぜひ体調万全で臨みましょう。

Result

種目 タイム Av 順位
初参加者1.5kmTT 2:17:000 39.4 16/50
D組予選1組(6周9km) 13:42:803 39.38 8/23
D組上位決勝(10周15㎞) 23:49:490 37.78 16/25
2005.06.05 Sun l レース l COM(0) TB(0) l top ▲