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腹ペコで家に帰るととんでもない量のホウトウが!…しかしわりとあっさりペロリ。。前に山梨に行ったときのお土産がめぐりめぐって自分のところにやってきた。
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今日はバンク練@松戸競輪場
周回練ハロンハロンフラ2000フラ2000フラ2000スタ333ロケット。もう脚がかけらも残ってない。この後にロードに乗ると、ペダルは軽いわ腰の位置はぴたっと決まって動かないわダンシングはギュンギュンまっすぐ進むわでとてもバランスがよくなる。普段は自分がレーンを走る時間をピシッと決められてしまうが今日はのびのび自由に走れた。自転車から自由という決定的な要素を抜き去ったピストという競技に好感をもてなかったが今日は楽しかった。
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2007.09.29 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲

なんか、かてきょの子がロード買うし
お母さんまでクロス買うし
お父さんまでシャカリキ全巻買ってくるし

研究室でもオーバードライブ買うわチャリ買う(?)わ

なかよしさいくるの後輩に軽量決戦ホイールが売れるわ

自分のまわりが自転車色に染まっていく、なんともうれしいかぎりだ。

で、もうひとつのかてきょの子が富士山まで走ってきたんだって!3人で、6速のマウンテンバイクで!!
八王子まで行って大垂水で撃沈!真っ暗な上に変な旅館とかあると、怖っ!気合いで大月出て死ぬ気で富士みち登って河口湖!前に釣りに来た場所を見つけたと。温泉入ってちょっと寝て下りは飛ぶように帰ったと!裏垂水で再び撃沈と!土曜の23時に出て日曜の23時前に帰ったと。206㎞だと!!
いやー聞いてる僕の方が感動だね涙
東京の街の明かりがどんだけ輝いて見えただろう…

―重い足でぬかるむ道を来たトゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた
長いトンネルをくぐり抜けたとき見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったところだった
「どうでもいい」とかそんな言葉で汚れた
心今放て
春の歌希望と愛より前に響く
聞こえるか?遠い空に写る君にも♪―


さて、今日は帰りのみチャリ通。昨日の帰り、今日の行きと電車通学だったが昨日の疲労はあまり回復していない模様。パワーが出ないのでひたすらインナーを回してみた。160回転/分がせいぜい。比較的安全なもがきなので200回転をめざしてみようかな。
距離30㎞、平均25.7km/h

P.S.
世界最速を決める世界選手権タイムトライアル@ドイツ
スイスのカンツェッラーラが2連覇!190cmの大男がやりやがった。こいつにペダルを踏ませたらとんでもないことが起こる…
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=6735
2007.09.28 Fri l つれづれ l COM(0) TB(1) l top ▲
荒川の上流、戸田から5キロのところに彩湖という湖があるという。その周回は広い、きれい、人が少ないの三拍子揃った極上の練習コースと聞く。それと、なんたって名前がいい!というわけで初練。ちなみに読みは「さいこ」
国分寺から小平、保谷、大泉を抜けて谷原交差点を左折し、環八で北上し笹目橋を渡って荒川入り。新しい道を走るのは楽しい♪いろいろ発見があるし次はもっと行きやすい道を探そう。

6人でのスピード練は希に見ぬきつさで相当キタ。アタァーク、潰したと思ったら、次!くらいつくと、さらにもういっちょ!いやいやまだまだくるぞ~。ん?お見合いか!?いや、やっぱ追うぞ、追うしかない!…ローテ回しつつわずかな上りで早めにかけて最後の直線!先行逃げ切りだぁ!!しかし、しかしまくられる…そんなのを四本。
今まで足りなかったものはまさにこの平坦でのフルアクセルのスピードだ。115㎞
2007.09.27 Thu l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
旅行を計画するときのジレンマ、調べる段階で目的地について知りすぎてしまい、いまさら行く気が失せる、というジレンマ。
逆手に取れば、いろいろ調べて行った気分になるのも悪くない!?

最近はといえばもっぱら世界遺産の旅on web。いくつかはホントに行きたくなった♪
・火山灰に埋もれて保存された古代ローマ都市、ポンペイ遺跡。曲がり角の向こうで古代ローマ人が歩いていてもおかしくないほどそっくりそのまま。火山灰の空隙から再現された人が恐ろしい。。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards085.html
・2004年のインド大津波で城壁によって守られた奇跡の街、ゴール旧市街。ヨーロッパ列強の攻撃から街を守るための城壁だったとか。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards192.html
・7世紀に一度滅んだ大都市の廃墟が14世紀アステカ人によって繁栄を取り戻す、古代都市テオティワカン。広大な廃墟を発見するアステカ人になりたいw
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards177.html
春にドイツへ行き夏に日本を走りきって以来、空間ではなく時間を越える旅をしたいと思うようになった。

今日は休養日。すると、いつもと同じ体重計で同じような時間帯に量っても一日にして体重が1kg増えるのはどうしたものか。0㎞
2007.09.26 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
4時起き4時半本郷発横浜までドライブ。花月園でピスト朝練。朝っぱらから高負荷で気持ちわりぃ…
大学への帰りなかなかガソリンスタンドが見つからずガス欠警告ランプ付きでノコノコ走行。残念ながら見慣れた光景。ここからあと30㎞は余裕で走れるんだよね、と搭乗者全員で励ましあうところがまた残念。蔵前橋通りらへんでようやく入れたらレギュラー160円!?ここは離島か!?

ジムで筋トレもしたので帰りは相当にタレてちんたら無為に走ってしまった。110回転維持しようにも脚が回らず、アウタートップで踏もうにも力が入らん。走るときは常に目的意識を持ちたい。休むというのもまた目的たり得る。今日の帰りはそれが正解。
距離30㎞、平均26.8㎞/h、本日46000㎞到達
2007.09.25 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
まさかの寝坊

…まさかでもないか(!?)

それもこれも昨日練習後の昼寝を我慢したためだ、ということで今日帰ってから30分だけと心に誓って寝転がったところ…無情にも時計は3時間進んでいた。。ぁあ~

大井埠頭ではLSDとかいうたるい練習なので集合までの多摩サイで一度脚を使いきろうと時速33維持。逆風の中にあってわりときついが感触はいい。一人でも集中していると多摩川が単調でつまらない道だとはもはや感じなくなる。
にしても今日の大井埠頭は華やかにぎやかだった。東京の、ひいては日本の自転車人口が急増していることを感じさせる。最近は信号で止まる意識のある人が増えてきた。いまだに無視る大人もいるが意識が浸透し日曜の大井埠頭にもう少し秩序が生まれることを願う。警官に大音量スピーカーで呼び止められることほど耳障りで萎えるものはない。

あと多摩川には先日の台風の爪跡が残る。やや殺風景にはなったが荒川とちがい臭いを放たないだけましとも。
距離109㎞、平均25.7km/h
2007.09.23 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
後輪タイヤの黒い部分が擦りへって中の白い繊維が出てきてそれも擦れてなくなって凹んできた。台形を通り越して凹五角形だ。踏まない刺さない切らせないの原則でここまで磨耗させた。

そこでなるしまで買ってきたザフィーロに替えようとしたら…

28Cだった汗

いいや、今度泣きついて替えてもらお


今日はひさびさの部のロード練。約8名。青梅地方のコースを開拓したかったがいいところと悪いところが混在。ってか超暑い。先日コンタクト装備にドクターストップがかかりめがね走行で紫外線がやばい。道中三度あったガチンコ勝負で1勝した。心底を震わせて叫んだ「もらいぃ~!!」
距離129㎞、平均25.0㎞/h
2007.09.22 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
カーペーサーおよびバイクペーサー。乳酸がたまらない。なぜだ。
本郷~国分寺60㎞

書籍部に行ったら白衣をまとったお兄さんが早速サイスポ10月号を読んでいましたとさ―
2007.09.21 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
院試以来、インカレ、ヒルクライム、ツーリングと調子はいまひとつだったが今日はひさびさにしっかり走ることができた。追い風微風も手伝って信号立ち上がりのダッシュ、時速40オーバーの維持、下ハンドルを握ってのスプリントと帰りの最後までタレずにできた。10月14日の新人戦で4㎞個人追い抜きをやることになったのと12月に六大学チームロードもあるので当分スピード練で。実際はヒルクライムも狙いたいんだけど。。御殿下でバドミントンもわりとハードにやって今日は運動しかしていない。
国分寺~本郷60㎞

全県走破レポート完結しました!
http://ghisallo.blog69.fc2.com/blog-entry-207.html
2007.09.19 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
予定より一日早い朝五時のお台場。適当に走って帰還しました。

一人フル装備自炊&テント泊炎天下ゴリゴリストイックツーリングにおける自分の体力の限界を感じる旅となりました。いきなり空港でターミナル間違えて奔走したり晩飯抜きになったり金が足りなくて一日一便のフェリーを逃がしそうになったりいろいろ。あと47都道府県走破を達成しました。レポートは後日。とりあえず眠い。。


P.S.
12,13日分レポートアップしました。
http://ghisallo.blog69.fc2.com/blog-entry-207.html
ツールド北海道が終った。やっぱり角玲於奈は別格だな。他に学生では大庭、松田がからんでいた。来年こそは。
2007.09.17 Mon l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
7月15日日曜
国分寺→(輪行)→越後中里→湯沢→十二峠→R117→野沢温泉、70㎞平均22.9

7月16日月曜
野沢温泉→銀のアスパラ→R117→栃窪峠→湯沢→三国峠→沼田→(輪行)→池袋→国分寺、195㎞平均19.5

六月頭の個人ロード本選以来、実に一ヶ月半ぶりに坂を上った。
野沢温泉はすばらしかった。宿のご主人が自転車乗りですばらしかった。あと二回くらいは行きたいかもれない。月曜は前日の酒盛りがうそのようにまずまず走れた。「銀のアスパラ」とは八月に行われる栄村の100㎞サイクルマラソンのコース紹介の中にあったもの。こいつと戯れているときに地震が来た!巨大なアスパラが突如隆起し始めたかとの錯覚に陥った。まわりに何もなかったので別にただ地震だなぁという認識しかなかった。
栃窪峠は和田峠級かそれ以上の強さだった。上ハンドル持ってシッティングで押し切る感覚を取り戻せた。越後湯沢で輪行するつもりが不通のため三国峠を越える羽目になった。まあ新幹線は動いていたがそんな大金を急遽払うわけにもいかず。三国峠は一年の夏に行ってほとんど覚えていない印象が薄かったはずなのだが意外にきつかった。そしてトンネルがはげしく狭くトラック多く身の危険を感じた。下りがやたら長く寒かった。
とにかく生きて帰ってこれた。帰ったら体脂肪が13%台に突入!

2007.09.17 Mon l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
6月18日

毎年6月恒例のなかよしさいくる的特訓ランに参加した。新しく入ったメンバーを鍛え上げようというとても教育的なランだ。土日で行うが、土曜はレースだったので今回は日曜のみ参加。

5時に家を出て9時すぎに群馬の横川駅着。もちろん鈍行。朝、窓口が開いておらず学割で切符を買えないのでとりあえず150円で乗車。学割は前もって買わないと無効だが、横川でなんとかお願いしたら横川から国分寺まで買ったことにしてくれることになり150円バックされて正規の2割引分を払った。言ってみるもんだ。おっちゃん、ありがとう!

で本日は碓氷(ウスイ)峠を越えて軽井沢に行き浅間越をして北軽井沢へ。ここまでが土曜のコース。さらに二度上峠を越えて下って榛名山へ上る予定。最近は競技ばかりなので久しぶりにアホな走りをしようと楽しみにしていた。土曜に話したら俺も行きたいとのことでイマイさんとともに突入。

碓氷(600up)…すばらしい。木陰の緩い峠道が気持ちよい。しかし長い。いたるところで蛙たちが命を燃やして鳴いている。

浅間越(600up)…きちぃ。暑ちぃ。でも予めパンを食べ水を飲みながらならばへたれず踏破できた。

二度上(400up)…北海道の峠みたい。緑の海に囲まれてすいすい。本隊がすでに榛名を上り始めたと聞き、半分焦りつついいペースで終了。

榛名(600up)…3度目だがやっぱりきつい。ラスト4㎞は完全にハンガーノックで撃沈。もう声も出ない。どうにか本隊最後尾の4人には追いつけた。本隊と合流してうどんを食う。(案の定)自走して帰る案が浮上。

下って渋川駅にて解散。
自走組がなんと6人も!(後で一人追いついてきて7人に!)
ホントすごいサークルです。二日連続1000アップしてなおも200㎞走る人間がこんなにいるとは。。計2000アップしても余裕そうな新入生二人も連れて、特訓ラン本番!?

国道17号に出れば、「↑東京130㎞」!
17号でひたすら回して回して回して飲んで回して回して飲んで食って回して回して引いて引いて、熊谷のファミレスで一服してから本郷まで行く組と川越方面へ南下組に分かれて、そんでまた引いて引いて飲んで引いて回して回して回して引いて引いて所沢から府中街道南下して東八道路に入ると思わずゴールスプリントに突入してガッツポーズ♪(am0:30)

ってな感じで自己記録更新の236㎞を走破した!
その前は一年夏の215㎞をずっと更新できないでいた。忘れもしない2004年8月9日、越後湯沢から家まで。これも大部分国道17号だった。
また、榛名山は自分が一年の特訓ランでボコボコにされた道でもあった。当時四年の先輩に連れられて自走した一年がいた。今度は自分がそいつとともに一年を東京まで走らせた。長くて暗いトラックがビュンビュン追い抜いていくわくわくするような(少なくとも自分はそう思っていた)道だ。困難の末にたどり着いた達成感よりも新入生に少しでも自転車のすばらしさを伝えることができた満足感があった。今まで走ることでこんなに感動したことはなかった。

実際、乳酸閾値に達することはあまりなかったので走り終えたときは意外に余裕か、でもプロはこの距離をレース強度で走るんだよなと思いきや、翌日はふつうにパンパンになった。

236㎞
アベ23キロ10時間
2007.09.17 Mon l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
9/17

おはよう、東京!
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コンクリート上銀マット&寝袋睡眠からの開放。よく眠れた。フリーパスの四回目をホットドックで使い切って下船。まずはパンクを直さなければならない。これでダメならめっちゃ面倒くさいことになるよ、との思いで懸命にゴムのりを塗り徹底的に乾かし万全を期して空気を入れると、だ、大丈夫そうだ!ってか最初っからこうすればよかったんだけどね。パンク修理も気合いが入るのと入らないのとで結果が違ってくるものだ。

レインボーブリッジは自転車は通れないとのうわさを聞いたことがあったのでついでに見物しに行くのはやめてとっとと湾岸道路に出て適当に北上。まもなく看板に日比谷の文字が見えたのでそれに従い、適当に皇居に出てあとは20号を始点から走って帰還しましたとさ♪
距離37㎞、平均22.0km/h

Data
・交通費
 羽田→米子 14900円(ANA旅割)
 広島→倉敷 2010円(JR学割)
 宇野→高松 730円(自転車含)
 徳島→東京 9930円(二等寝台、輪行袋300円含)
・生活費
 食費・温泉代 約10000円(9/12~17)
・自転車
 パンク2回
 走行距離520㎞
2007.09.17 Mon l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
9/16

ザー…

ピタ。。ん?

…ザー、ザーザザザザーッザザー

降ったり止んだりか。徳島まで残り20㎞ないしタイミングみて行こうか。止んだ拍子に虹が見える。こんなにはっきり輪になった虹を見たのって初めてかもなー。おいしそう。。。(?)
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さて、レインカバーに雨具の完全防御で突撃じゃ!ズブズブズズズズ…ビシャビシャ。。
途中でまたジャングルみたいな光景に遭遇。わりと町中の川だっていうのに。。放置したら勝手にこうなったんかな。
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さて、中心部についたところで雨が本降り。そんな中後輪がふにゃふにゃ。スローパンクです。うひょー最後の最後で。。まあ時間は超余裕があるから問題なし。とてもスローなパンクなので空気を入れつつ乗り場まで残りの数キロは気合いで走りきることに。
中心からフェリー乗り場までがやたらわかりづらい。和歌山行きと東京行きは対岸の別の乗り場のようだ。コンビニで道を聞くと地図のコピーに蛍光ペンで道を示したものをパッと渡してくれた。道のわかりづらさで悪名高く常に用意されているらしい。
ようやくたどり着くと出航まで二時間以上、チケット発売開始まで一時間以上あるのでのんびりとパンク修理。パッチを貼るのだが着きが悪い。ノントルエンのエコゴムのりはエコを売りに性能を相当犠牲にしているようだ。エコと名のつく商品にありがちなことだ。パッチを貼っても依然隙間から空気の漏れるスローパンク状態。そのまま諦めて空気をいれつつ近くのコンビニで飯買出し。近くといっても風が強いのでかなり踏む必要がある。フェリーに乗るのに金がわりとぎりぎりなのでちょっとは降ろしておこうかと思うがここのサンクスはATMを置いていなかった。ちゃんと計算すると1000円くらいは余る計算だし東京着いたら帰るだけだからまぁいいかと去る。
戻ってチケット発売開始。窓口ののんびり処理のおかげで並んでから20分待ち挙句の果てに記入不足で突き返される。しかし、その突き返された書類に「二等寝台」と書かれている。二等はないのかと聞くと今日の船に二等はないと。は?そんなん聞いてねーよ。二等学割ぎりぎり分のお金しか残しておらず二等寝台分の金はない!職員に泣きついても二等はどうしてもダメと。そこへ、

「おろしたらあるんだね?じゃぁ車だしてあげるよ」

との神がかった発言!なんとこれから出航だというのに仕事中おっちゃんが車でそばのスーパー横のATMまで送ってくれたのだ涙
して最悪の事態をまぬかれた私はひと時の安住の地を手に入れたのだった。ちなみに窓口の姉ちゃんはそれでもしぶとくなぜか300円余計に取っていった。聞けば輪行袋の代金と称した。おいおい、ちゃんと説明してから徴収せんかい!
フェリーは巨大だった。巨大な喚起口。エンジン室からのごう音。主機械室給気やら給油やらかかれたプレートが並び工場さながらのものものしさ。まさに動く工場。
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11時30分に出航し東京5時着まで実に17時間半の船旅。レストランがないタイプのフェリーのため自販機のインスタント食品しか飯がない。代わりにそれらを買うための四回分のパスをもらう。ボタンを押しただけ好きなだけ食べ物が出てくる。これって子供の頃のちょっとした夢だったり。。
さらば、四国。さらば、フル装備一人ツーリング。
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台風の影響で総重量1万トンの巨体が揺れる。原稿考えたり本読んだり眠ったりで17時間は確実に過ぎていく。テレビでは両氏が総裁選の演説をしていた。飛行機の11時間に比べたら動き回れるので非常に楽だ。ただこれだけ揺れると再び長距離フェリーに乗りたいなーとは思えなかった。
自分のベッドに戻ると荷物がどけられていた。後で知ったが他の客と割り振りが衝突していた。まったく仕事が適当だなこの会社は。
距離26㎞、平均16.2km/h
2007.09.16 Sun l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
9/15

疲労も相まってわりとよく眠れた。だが鼻水はあまり引いていない。のんびり朝飯食って太陽も元気に熱い視線を送り始めた8時ごろスタート。宇野から高松へ渡るフェリーをめざす。徳島11時30分発東京行きのフェリーに乗るためにそそくさと岡山を去ることになる。本日の目的地は徳島まで残り40㎞くらいの地点の温泉ということでかなりいい加減。

倉敷から南東は広大な田んぼが広がっていてとにかく空が大きい。ひさしぶりのまとまった平地でテンポよく進む。最後、70mの峠を越えて一回転ループ橋を下ってフェリー乗り場へ。そのまま去ってはせっかく来た岡山に申し訳ないので白桃アイスを食して一矢報いる。
フェリーの名は宇高国道フェリー。予感は的中し、岡山から宇野まできた国道30号はこのフェリーを介して高松から再開していた。地図で見るとよくわかる。
そしてフェリーを降りるとそこには香川の大地があった。

―全県走破達成!

そのときのコメントは、、
鼻も頭もだるいしこいつを達成したからにゃとっとと帰りてぇ~、と少々残念な印象でした。確かに最後の二県は乗り物から降りて入ったので県境を越えた時の感動を味わえなかった。
さぁお昼をちょっとすぎちゃったけどここに来たらうどんですね。コンビニでるるぶ立ち読みしたら高松駅周辺とその西側にお店が多いらしく徳島への道中にあるものはほとんど載っていない。面倒というか頭が働かないので適当に走って途中に現れるであろううどん屋でうどんを食べることにする。
ちなみに高松駅のガラス張りの建物がベルリン中央駅に似ていると思ったのだが…真相は不明
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案の定わりと車が停まっていて人気のありそうなうどん屋を発見。セルフではあったが2玉分の大盛り冷やしうどんが舌と心にしみた。
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燃料満タンで通称"さぬき新道"の県道10号をひたすら東へ。相当の向かい風があり平地だがけっこうしんどうございます。どうでもいいけど看板にこんな文字が。。あ~早く着かないかなぁ…
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ポコポコ
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引田という町までたどり着いて例のマルナカで晩飯を買出し近くの翼山温泉の駐車場に着いたところで4時。思い直して地図を見る。明日は今度こそ本格的に雨が予報され朝徳島までの道はきびしいものとなると予想されるので今日中になるべく徳島に近づいておきたいのだ。
中国四国マップルp60-K-4にいかにも撃沈しそうなやばい道がある。しかし、くねくねしていればいるほど距離が長いのであり周囲の山の標高からアップは高が知れているので勾配はとても緩いという真実を私は経験的に推測することができる。というわけで突撃。目標は達成済みだ。はるばるやってきたからにはこの地で峠を狩って轍を残してこそというものだ。というわけで突撃!
気合い一発怒涛のヒルクライム。体調はほぼ戻った。勾配は緩くフル装備でも時速18キロを維持できる。途中瀬戸内の海を望む。
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ヒルクライムで意識していることを三つ。
・もう一枚重いギアを踏めるかどうかの判断に神経を集中させる。無理はしない。
・勾配がきつくなればギアを落として回転数を維持。
・かかとの角度、引き足、踏み始める位置などの点でペダリングが乱れていないかを時々チェックする。
8キロほど登って終了。同時に今回の旅も終了したようなものだ。マップル記載の目当ての温泉に浸かり、ゆっくり下って歴史文化公園と書かれたところに行くとキャンプに必要なものがすべて揃った最適な空間が広がっていた。閉館した文化会館の前は清潔なタイル張りコンクリートで屋根もあるので寝床に決定。水道&トイレも近い。まさに一人自転車ツーリングの最後を飾るのに絶好の場所だ。
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これまた大量に炊いた米にレトルト天津丼をふっかけてコーンポタージュとデザートに和菓子のぎんつばをほおばって恵比寿ビールで締めて就寝。
距離97㎞、平均19.4km/h
2007.09.15 Sat l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
9/14

今日あたりから雨が降る予報だったので水の音にはドキッとした。おそるおそるテントの外を見やると、それは近くを流れる川の音なのだった。曇ってはいるので予断ならない。県外のため最新の予報は知れず。
もはや空腹を通り越して空腹は感じずただだるい。この先最初の町であろう大竹まで39㎞の看板を見たときはゾッとした。が、進む以外にない。口に含めるものといえば水と梅のど飴4個しかない。あとは生の米か。。
途中、山口県との県境の川沿いを走ることになるので一瞬橋を渡って山口県入りを果たす。このためだけに広島までの道中遠回りをしてきたのだ。残り2。
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その県境にて面白いアングルがあったので一枚。まさにジャングル。。
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幸いにもこの山奥から海岸に近い大竹の町までは600mの下りを含むのでなんとか耐えることができた。セブンの幕の内弁当が身にしみたことは言うまでもない。ちなみにツーリングにおいて幕の内弁当の効用は絶大である。栄養状態が最悪な自炊ツーリングでは一度に10品目以上を摂れるような弁当はまさに奇跡であり、ヘタに安くてやたらボリュームのあるものより500円を突破してでも幕の内を食べるべきだと思う。あと少なくとも二日に一回はちゃんとした定食を食べたほうが結果的に補給で小刻みに金を使うより安上がりだったりするのだ。

予想ははずれ、今日もかんかん照りの日差しが直撃する。雨に比べればこれはうれしい出来事だ。もっとも暑さを感じるのはコンビニ休憩でメット・サングラスをはずし風を感じなくなるときだ。
瀬戸内の海岸線、広島へ向かう道は大量の大型トラックの洪水が起きていて非常に疲れた。また、このころ鼻水の出がよくなりだしてフロントバッグにトイレットペーパーをセットし頻繁に鼻をかむ。実は羽田時点で喉が若干腫れていたのでそいつが次に鼻にきた模様。おまけにパンクをしてしまい、瀬戸内の第一印象はかなり悪い。パンクの原因は不明で穴が一箇所。パッチを乾かす間暇なので一枚。
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そんなこんなで宮島口駅にたどりつき、フェリーで日本三景厳島神社へ上陸。よく写真で見るあれですね。
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回廊をまわっていると、
「表に自転車を停めた方ですね?」
「あ、はい」(なんか悪いことしたっけ汗)
「鹿が荷物をいたずらするので早めに戻ってきてください。最後逆行してきてもいいですよ」
なるほど。ヘタをするとよくないことが起こりそうだ。そうはいっても300円払って入ったので一通り全部回ってから戻る。チャリ、無事。
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景気づけにお昼に広島風お好み焼きを食べたらもんのすごいボリュームでパワーをもらう。これで今回の旅のすべての困難は乗り越えられるぞとかいう自信がつくそんな勢い。
再びトラックバンバンの道路で格闘しつつ広島市街入り。しかしながらおよそ1分に一度鼻をかまないと垂れてくるというピークを迎えてしまう。とりあえずベタベタに平和記念公園、原爆ドーム、広島市民球場は回る。
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広島カープのセントラルリーグ優勝記念碑は成長する草木に覆われ始め半ば哀愁が漂う。
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迫り来る太陽、トラックの多い瀬戸内海岸線を目の当たりにして諦めがついた。もう無理、岡山まで輪行しよう、と。幸い学割証を二枚持っているので徳島→東京フェリーの分と別に使え、広島→倉敷2010円となった。いかにも走りにくそうな上に日生の"牡蠣おこ"以外にたいした見所もないのでカットして正解だった。
快速シティーライナーで瞬く間に倉敷着。18時半。そして岡山の大地を踏む。残りはついに香川のみ!ついでに観光案内所でホームセンターの場所を聞くと近くにコーナンがあるという。コーナン!?旅先の現地調達というよりむしろ超定番じゃないですか!何時まで開いているのかわからないかと聞くとタウンページで調べて店に電話してくれた!おばちゃんありがと~!
北口に出てびっくり、夜のチボリ公園が眼前に飛び込んできた!ななななんだぃここは…
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あまりの迫力に圧倒されながらコーナンでcaptain stagのガスを購入し、岡山および四国東部に生息する大型スーパー「マルナカ」で晩飯を調達。ガスを手に入れた今となっては晩飯の買出しはツーリングにおけるもっとも大きな楽しみなイベントとしての地位を確実に取り戻していた。しかしながらこの手のスーパーでは青果品をはじめ梅干、卵などたいがい一人分の分量では売っていないので自転車の輸送能力も加味するとおかずの自由度は低い。この日は特別に国産和牛のカレー用角切り(半額)を焼いてレトルトカレーに投入することで落ち着く。肉だ肉だぁ!!
チボリ公園の付近で寝床を探して小さな東屋に一度腰を下ろすが、あまりにまわりが開けていて落ち着かないので倉敷駅南口へ渡る。美観地区なるところに入るとこれまたびっくり、そこはまさに江戸時代一面白壁の屋敷たちに包囲された。このあたりゆっくり訪れたらかなり面白そうだ。それでもテントを張って落ち着けるところが見つからずやっとのことで公民館らしきものを見つける。駐車場の裏に隠しスペースを発見!しばし思案し中にいる管理人のおっちゃんに問う、
「今晩駐車場の奥でテント張らせていただけませんか?」
「いいですよ」
うわーおっちゃん超優しい!!(涙)ありがとうございます~
というわけで寝床確保できましたとさ♪
500g持参した米を一気に半分ほど炊いたらとんでもない量になってしまった。でも激しくうまいよ!
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距離87㎞、平均17.0㎞/h
2007.09.14 Fri l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
9/13
日本海から瀬戸内海へ抜ける山岳戦。本格的な山は今回最初にして唯一か。

脚が回る回る。ケツも痛くない。あんだけ長時間走った翌日なのに。これだよこれ、この回復力だよ。これをトレーニングやレースの現場に持ち帰りたいね。ただし、首と肩が異様に張っていたりはする。
日本海沿いを西へ30キロ、浜田の街へ出る。空港で没収されたガスを再び手に入れて米を炊くためホームセンターを探すがどうも近くにはないらしい。ガスがないと米・バーナー・コッヘルはただの重りでしかなくなる。今日を乗り切れば明日広島でほぼ間違いなく手に入る上、日差しが非常に強く街中を走り回る余裕が存在しないのでここは先へ進むこととする。

瀬戸内へと抜けるこの国道186号がひどい。迫る登り。時速8キロでの格闘。まではいいのだが、トラックの量が半端ない。おちおち走っていられずここまできて排ガスまみれになっては悲しいかな意味がないので多少遠回りでも県道に逃げ込む。するとこれが別世界、ひとり人気のない山村。おそらくそこは陽の光を遮るもののない灼熱の世界であろうがメット・サングラス・日焼け止めで武装し物思いにふければどこ吹く風。
傍示峠(710m)も25Tを踏んで踏んで踏んで突破。広島県に入りまーす♪残り3。
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もう一つの虫木ノ峠(660m)を前に小さな集落にポツンと御食事処を発見して流れ込む。極上の日替わり定食を♪お冷もいただきまくって充電完了!
マップルに「走る喜びを堪能できるはず」というとても気になるコメントがされている国道191号へ。その正体は…怒涛の勢いで下ったのでよく覚えておらず。。意外に、というかやっぱりふつうの道でしたw
ひたすら山深い。なんたって中国地方のど真ん中、一体何があるのか知れない。これだけ深いとパンク、食料、勾配など何かしら読み間違えた途端にゲームオーバーになりかねず突入には細心の注意が必要だ。特に見所もないがふと立ち止まってはパシャリ。
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そしてひたすら南下。ぐいぐいぐい。。ぐいぃぃ。。
山口との県境松の木峠の麓をかすめて残り5㎞で下りに入りぴゃーっと目的地道の駅「スパ羅漢」に到達した。温泉が併設されているのでここで寝るつもりだ。この温泉が最高!温泉の快適さは入浴料によく比例すると思うのだがここには800円以上の開放感があった。この世で山岳戦の後の温泉に勝るものは限られている。ただ誤算は風呂から上がると併設レストランが閉まっていたことだ。つまり、晩飯はなし泣。昼に充実の日替わり定食を食べたのである程度大丈夫っぽい。スーパードライの自販があったのでアルコールで空腹感を麻痺させる作戦も考えたが翌日の朝が大変なことになりそうなのでやめておとなしく就寝。
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距離139㎞、平均19.7km/h
2007.09.13 Thu l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
9/12

1時間ほどの仮眠の後、ちょいゆっくりしすぎてわりとぎりぎりで輪行を終える。予約して金も払ってあるので券を出してチェック受けて乗るだけだが、なぜか面前にはJALのカウンターが並びANAがいない。聞けばANAはすべて第二ターミナルで400m歩くか無料バスに乗るかせよ、と。残り25分。例によってサイドバッグ二個、フロントバッグを左手にチャリを右手に抱えてダッシュ、はできないのでトコトコ進む。
「今回は積むけど自転車積む時は早めに来ないと積めないよ」と念を押されつつもどうにか間に合わせた。と思いきや座席までお呼びがかかる。「荷物の中に積めない物があります」

―ガスだ!汗
すっかり忘れてた。。
ホント迷惑かけまくりな非常によくない客です。すみません。

フライトは1時間5分。ちょっと一睡したらすぐ着く。あっという間。
さぁ着いてしまった。いよいよ始まるぞ~しかし眠い。9時半頃スタート!
この上なき好天。数日後から天気が悪くなる予報なので前半戦で飛ばせるだけ飛ばすつもりだ。
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それでは島根県に入りまーす♪残り4。
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空気が澄んでいる。空が穏やかだしきれいだ。しかもフラットな道、追い風で風の音すら消える。"ポチャ"。振り返るとトビウオが飛んでいた。
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松江は想像以上に都会だった。…それ以外に特にコメントはなく。
さらに西へ。
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ずっと平地でやたら長く感じる。そんなこんなでやってきました出雲大社。
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砂利道をジョリジョリ歩いていってお参りしてお守り買っておみくじ引いてそば食って…マジ眠むいよ、昼寝したいけど、行かなきゃ。。
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お次は話題の石見銀山へ。時間もいい感じでひと押し登って到着。山の向こう側へは下りれずバスでピストンする感じらしいのでお土産だけ買って退散。
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途中、岸壁がいかつかったので一枚。
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本日の目的地、温泉津(ゆのつ)温泉に無事に到着!
どっぷり浸かってやろうと思った矢先、洗剤石鹸シャンプー一式なくしたことが発覚して仕方なく町に一つだけのスーパーで揃える。羽田のロビーに置いてきたか。わりと酸の強い湯で浴槽の石が溶けて自然の彫刻を形成していた。
距離134㎞、平均22.0km/h

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2007.09.12 Wed l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
この旅の目的は、
院試の打ち上げ、および全県走破の完結。そしてヒルクライムのトレーニングを兼ねるのとあととある決心をつけるための旅。院試が終わりインカレが終わり、ゆっくりと流れる時間を求めて。
2007.09.11 Tue l ツーリング l COM(0) TB(0) l top ▲
自転車の何がいいかって、どんなに不器用だってただ進めば強くなれるんだ。これくらい単純なことってこの世にあまりない。

と思っていたのは過去の話。これからは時間も限られる。まわりは当然強くなっていく。自分が追いつくには他人のやらない何かが必要だ。フル装備ツーリングはひとつの策。抜群の重量感。

正直うまくいかないことが続いた。勇気がなかった。心を無にて山篭り一週間。もう一度チャンスをください。
2007.09.11 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
旅の準備もまた一興。

シートピラーを頑丈なものに替え
キャリアつけて
サイドバッグをセットし
テント寝袋ガスコッヘル着替え雨具を投入し
マップル温泉セットその他もろもろを押し込み

はて、収納容量が足りないのでフロントバッグをつけるか背中に背負うか迷っている。

実のところ昨日のヒルクライムで燃え尽きた感があるがヘコみをバネに一人武者修行の旅に出るとしよう。
2007.09.10 Mon l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
―長野県山形村ヒルクライム(5.8㎞440upを3回走った順位合計で競う)

前年度クリテでのシード権は無効とされ、シードなしのクラス3でスタート。クラス1(全国入賞経験者),2(シード権あり入賞未経験),3(シード権なし)は同時スタート。クラス3の上位5位まで来年度のシード権が与えられるが、そんなことは言わずに総合勝負に絡みたかった。

・前日下見

役場からスタート地点までがすでに難所。スタート後は時に10%超えを挟みつつもまともな道。ラスト2㎞は石畳のまともではない道。腹が立ってくるほど上りも下りもきつい。一年の実家にお邪魔。料理番組で出てきそうな豪華な夕飯で迎えてくれお言葉に甘えて淡麗までいただいた。ありがとう!

・ヒート1

各クラス同時スタートのところクラス3は後方に陣取る。開始直後最前へ。コース半分を車がふさいでいてカオスに。今井さんが飛び出すがバイク誘導で仕切りなおし再スタート。集団速し。さぁ行くぞ! ドスッ…そんな音がした気がした。そんくらい脚が回らなかった。早くも集団から切れ我慢の登坂。落ちてくる人もわりといるが集団ははるか前。現状を受け止めクラス3で5位以内を目標に切り替え。ペースを落とさないように自分の体と対話しながらペダリングを維持する。石畳へは思いのほか早く到達し地獄への坂を登り始める。確かにきついが実際抜いたり抜かれたりはあまりなく、順位変動はせいぜい2,3人分。先は長いので淡々とこなしてフィニッシュ。

・ヒート2

クラス3において、少なくとも東海と大阪経大の二人が自分より前にいることがわかる。一度休んでしまうともう一度エンジンをかけるまでが体感的にきつい。早々に集団から切れる。いくら自分が後半粘着型とはいえこれほど早く切れると取り返しようがあまりない。石畳ちょい手前から例の二人と競ることになる。後ろについて石畳を行く。我慢、我慢。東海は頻繁にパワー系のダンシングをしているからそのうちタレるだろう。しかし次第に離され結局二人の後ろでフィニッシュ。てかクラス3ふつうにレベル高くないか??

・ヒート3

もう一人首都大が前にいることが発覚。暫定クラス3で4位、総合16位。5位以内を死守すべし!ちなみに東工安藤さん暫定総合1位。みな同じだとは思うが脚がなくこれまた早々と集団から切れる。そして早い段階でクラス3上位3人と競る。石畳前半では東海・大阪経大を離すが間の舗装区間で追いつかれ最後東海に抜かれて終了。根競べに突入してからの粘りがいまひとつ足りなかった。走り云々よりハートで負けた感が残り非常に悔しい。結局4位でシード獲得し最低限の目標は達する。

得意のヒルクライムであまりよい結果を出せなかったのは残念だった。5位シードに縛られて前半全開で集団について散るという走り方を試すこともなかった。正直競技班に入ってからツーリング時代の蓄え+α程度で走ってきた印象がある。実際思いっきり追い込んで練習した記憶はせいぜい去年の白馬合宿くらいしか見当たらない。それも与えられたものだった。ここから伸ばすには何か根本的に意識を変える必要があると感じざるを得なかった。自分の走力がそこまで落ちているとは感じないが周りの急激な伸びが自分が置いていかれている印象を与えるのかもしれない。

2007.09.09 Sun l レース l COM(0) TB(0) l top ▲
ドイツ旅行記完結しました。
http://ghisallo.blog69.fc2.com/blog-category-10.html

12から18日で中国四国ツーリング♪47都道府県走破へ!
今度は一体どんなドラマが待っているのだろう…
2007.09.08 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
インカレが終わり、部では引継ぎの儀式。新たな船出と肩たたきの季節です。感謝、さびしさ、期待、新たな決意、いろいろな気持ちが交錯する。
ちなみに心肺機能が充実しているときは酒のまわりがやたら早いから気をつけないと。。

ドイツレポート追加しました(4/6)。ついに次回完結です!
http://ghisallo.blog69.fc2.com/blog-entry-199.html
2007.09.07 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
朝。
降水確率80%だけどなんか今降ってなくない?
→途中で土砂降りに遭う

滝のような雨に恐怖さえ感じる。水深5㎝くらいの池をひたすら走行。なにやってんだろ、俺。ヘタに出の悪いジムのシャワーなんかよりよっぽどよく濡れたさ。

そして新宿あたりで何事もなかったかのようにぱっと止む。。
30㎞+御殿下筋トレ

雨が降ると頭ではわかっていても、いざ空を見上げて降っていないと電車に乗るという具体的行動に移せないところが情けない。帰りも降ってなかったけどさすがに懲りて電車に乗ったとさ。


―インカレの写真追加しました。
http://ghisallo.blog69.fc2.com/blog-entry-195.html
2007.09.06 Thu l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
和田峠TT(バス停~頂上3.6㎞)
http://wada-climb.s184.xrea.com/?hill=1

インカレ合宿効果で朝6時起きも苦にならない。半年以上ぶりの和田峠へ。家からちょうど36㎞、麓の終点のバス停からスタート。まぁ精魂使い果たしたインカレの二日後なわけで案の定脚がズーンと重たい。もはや座っていられず初っ端からヘロヘロのダンシングで突入。もう全然脚がないのに12%の坂が迫ってくる。25Tしかないよひぇ~、と思いつつも後半粘って15分10秒。久々のわけのわからんきつさの中でクライマーのなんたるかを思い出した、気がする。いまさらだがインカレ前に和田に来ていれば秀峰亭の坂に面食らうことなく走れたかもしれない。
朝こんだけ走って昼と夕方の研究室ミーティングで一睡もしなかった。なんかモチベーションが高いぞ!

久しぶりに超走って満腹になった。ごちそうさまでした。
家~和田~家80㎞+チャリ通60㎞=140㎞
2007.09.04 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
あっちの世界から帰還するレース遠征の帰り道、コンビニに寄って一本買うというささやかな楽しみ。
秋という季節がそうさせるのか。これ自体がたしかにうまいのか。はたまた初対面の思い込みというやつか。とにかく毎年秋に出るこの手のビールが実は一番好きだ。

回復走。多摩川100回転で30分。夏に始めたザバスプロテインの効きがすごい。腰や関節は節々が痛むが筋肉はわりとぴんぴんしている、気がする。むしろ日焼けと首筋の痛みが気になるあたりに弱さを感じる。9日の山形村までもう一息。23㎞
2007.09.04 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
院試の直後のインカレ。
そのために稲城を走りまくったのでかえって功を奏するのではと淡い気体を抱いていざ修善寺へ突入。

インカレロード@日本サイクルスポーツセンター5㎞×28周=140㎞

目標はまず20周。あとはどうにでもなれ。多くのサポートおよびOBの方の応援により完璧なスタートを向かえる。大集団での下り、ものすごいスピードでバイクを最大限倒しコーナーに突っ込む。アドレナリンの大放出!一号橋の後の坂、秀峰亭の二つのメインの坂を90回転以上で回して足を使わないように上る。3,4周目まで全く問題なし。その後前に出てメイン集団の先頭で秀峰亭を通過したりする。声援に押されて無駄に脚を使ってしまった。7,8周目で最近発病した右ふくらはぎの攣り癖が起こる。ウィダー飲んで水飲んでなんとかごまかしているうちに元に戻った。そんなこんなで集団の真ん中前あたりで無難に展開し10周目を向かえる。まだまだ行ける。メイン集団と逃げ3名とのタイムさは2分、3分と広がっていく。そして12周目の一号橋後、ついにきた。ペースアップだ!ここぞとばかりに決死のダンシングでなんとか耐える。その周の秀峰亭もペースが上がる。ぐいぐいぐいぐいっと耐える。その後いったん緩んで13周目の一号橋後、秀峰亭と再びペースアップ、くらいついた。稲城の成果だ。
しかし、14周目またもやペースが速い。たまらず秀峰亭で遅れる。その後マックスのダンシングで追うも集団は視界から消えていった。終った。その後京大北大と国立大3人で走るが結局17周で降ろされた。
ツールド北海道の健闘を祈る!京大のやつは一人でも地味にペースが落ちず22周くらい走っていた。あいつについていければよかった。ちょっと献身的に下りで引きすぎたか。
Dst:85㎞、Ave:31.9㎞/h、Max:76.9km/h

優勝は明治の守澤。日大は28年続いている総合優勝を逆転で辛くも死守。トラックもロードも内容・声援ともに盛り上がりゴール時は大学関係なくみなの思いが集結し感動に包まれた。辛いことはすべて吹っ飛び自転車やっててよかったと思える瞬間だった。
春合宿では勝てた信州の出口が25周、個人ロードで一緒に切れた徳島大の人と実力派ながら今まで未完走の東工大の安藤さんは完走。全体的に学生レーサーのレベルが上がっていると感じた。

反省
・結果的に16周した去年のインカレから進歩がない。
・院試明けの体としては力を出し切れたと思う。
・先頭を走った2周ほどでかなり寿命を縮めてしまった。どんなに脚があっても前半は飛び出したい気持ちをじっと我慢して集団内にいるということが必要。ふわふわ前に出るようではダメ。
・稲城のおかげで瞬間のペースアップには耐えられたが、一ヶ月以上100㎞以上の長い距離を乗っていなかったために持久力不足だった。

・写真
大集団で。
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まだ行ける。
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き、切れた。。
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もう脚がない。
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2007.09.02 Sun l レース l COM(0) TB(0) l top ▲