ぶちあった問題を解決するということを考える。
技術的な問題にぶつかったとする。それはこちらを立てればあちらが立たずといったトレードオフの問題かもしれない。あるいは時間経過を追っていくせわしない実験かもしれない。一般に技術的な壁にトライする方法は過去にたくさんの人が考えて定番と呼ばれる手法もある。その結果としては地道な試行錯誤の末に徐々に改善されていく。あるいは革新的な技術が生まれて飛躍することもある。突飛な発想が大成功に結びつくこともあろう。しかし、突き詰めれば地道な進歩も小さな突飛な発想を連発した結果生まれるものだ。技術の改善という着実な歩みは多かれ少なかれ常に起こる。少なくとも減るものではない。
では悪循環に陥っている問題に対してはどうか。例えば年金や年功序列制度のしわ寄せといったものから単純な例では「わからない→勉強する気が起きない→もっとわからなくなる」などという類のものだ。これは問題を解決するという観点で技術的問題と性質が異なる。この手の問題に対して、税金で補填するとかメンタルヘルスに予算を割くとかわかるまで勉強を教えるとかいった投入量的・後追い的な対策ではなくてシステムとかモチベーションとかいった根本的な部分から改善しなければ解決に至らない。悪循環には対策が遅れるほど解決が難しくなる特徴がある。放っておけば借金は積み上げられ、成績は一方的に降下し、それらは時に指数関数的に悪化するまでである。組織を動かすには行動力が要る。
要はこんなところにも文系と理系の仕事の責任の重さの違い、つまりは給料の違いの理由がありそうだってこと。
あー、なんかぐちゃぐちゃな発表を終えた後で頭が変だ。頭が変になったので以前破壊した自作ディスクの補修をしてみたりした。

タダのホイールにクリアファイルの切り貼りして黒シートを被膜したもの。ブレーキ面にシートを貼ってあるので後輪の制動不可。前回の試走ではディスクホイール独特のグワングワンという風の音が聞こえ自己満足に至れることが確かめられた。が、誤った後輪ブレーキの使用がシートのわずかな剥離を生み、それがあるときブレーキに噛み込んで一気に崩壊した。
暇になったら無駄にディスクで荒川タイムアタックとかやってみようかな。
電車通学。0㎞