年に一度の一大遠征 for 秋田
チームタイムトライアルと個人タイムトライアル。今年で三回目。
三本バトンホイールとディスクホイールのうなる音が今年も聞こえる。
ズゴー
ショワショワショワ…
-----------------------------------------------------------------------------------
レースレポート
【チームタイムトライアル】
まずは金曜に計7時間のドライブにより現地入り。疲れたがなんとかテンションを保つ。
あまりに長く時速100キロの世界にいたのでその風景が夢にまで出てきた。
片道15㎞×3往復=90㎞
メンバーは西薗、内藤、私、東。ボトル二本引っさげていざスタート。
・往路1
4名の実力差を考慮した大胆な牽引時間配分により高速を維持。西薗1分、高木20秒、内藤と東10秒ずつ。先頭320W、付いて200W程度。
・復路1
しっかり補給を摂る。自分は1往復目のタイムを全く見ず、とにかく出力維持に注力。
・往路2
しっかりローテが回っていい状態。先頭320W、付いて200W程度。さああと半分、この調子で。
・復路2
内藤が付き位置になり、自分は少しきつくなりはじめる。引いて300Wが精一杯。向かい風のためか 付いても220W程度出ている。
・往路3
ここまでは完璧な走りだ。先頭300W以上を死守してきた。ゴールに向けてもう一度気合いを入れなおす。しかし、最後の折り返し手前数キロで東が離脱。ここで西薗から一言「昭和記念の時の今井さんになって下さい!」。これはつまり完全二人引き宣言。
・復路3
ここがもっとも苦しいことを知っていた。すでに相当の乳酸を抱えているが、今がすべてを放出する時だ。ところが、折り返してまもなく内藤が完全に遅れる。4人中3人はゴールしないと失格なので待つしかない。先頭出力を落としていくが250Wでも付いて来れなくなってしまった。二人で引いてどうにかゴールをめざす。最後の数キロでは他大が落車するわ、3人目が脚攣って他の人が手押ししてるわ、カオスな風景が広がっていた。
結果10位。2時間8分24秒。平均42.24km/h
8位の中央大が2時間4分フラットと、8位入賞ラインは過去に無く厳しいものであった。最後で崩壊しなかったとしても厳しいラインだった。
【個人タイムトライアル】
15㎞×1往復=30㎞
目標を280W平均に設定。
まず最初にテンションが上がりすぎて500Wで突っ込んだのが失敗。
290W程度を維持。たまに300Wも見える。日大やら明治やらを抜いていくのがとんでもなく気持ちいい。
折り返してからしばらく250Wを下回る場面もちらほらあった。同じ出力を出そうにもじわじわと苦しくなっていく。各人30秒差スタートだが、それでも計5人くらい抜いた。最後の橋をくぐってからがまた長いが、ラスト1キロ踏み直して気合いの330W!
結果31位。43分26秒。平均41.62㎞/h
タイムはいまいちだったが、意外に順位は伸びた。もう平地はダメとは言わせない。
----------------------------------------------------------------------------------
~後の祭り的反省~
1-内藤が付き位置になってから東ががんばりすぎたこと。早い段階で完全二人引きに入る割り切りができなかった。正直自分もきつくなってきていて、このことを思いつかなかった。
2-付き位置の内藤が時々ローテに復帰してきたこと。これをやめさせ付くことに専念させるべきだった。
3-東が切れた時待たなかったこと。そもそも最後の復路までは待つという方針だったのに焦ってしまった。
全般的に、ローテに加わろうとする東と内藤を差し置いて自らが風を受けんという精神が足りなかった。それと、西薗はそんなに引いて本当に大丈夫なのかと思い頼りきれなかった。
1、2往復までは良かった。より良い走りとしては、内藤が付き位置を宣言した時点で西薗1分、高木15秒の完全二人ローテを形成するといったところだろうか。
少なくとも一度は90キロの合わせをやっておくべきだった。
大学推薦の国立大学枠でのツールド北海道出場が決まった。日程は9月11~15日。国際大会でツールドフランスもびっくりの初日から山岳215キロのステージレースだ。
鹿屋合宿で一緒に走った大阪経済大の福田君が学連のヨーロッパ派遣選手に選ばれたらしい。
「俺、ヨーロッパ行くんや」
マンガみたいなセリフが現実に吐かれた。
チームタイムトライアルと個人タイムトライアル。今年で三回目。
三本バトンホイールとディスクホイールのうなる音が今年も聞こえる。
ズゴー
ショワショワショワ…
-----------------------------------------------------------------------------------
レースレポート
【チームタイムトライアル】
まずは金曜に計7時間のドライブにより現地入り。疲れたがなんとかテンションを保つ。
あまりに長く時速100キロの世界にいたのでその風景が夢にまで出てきた。
片道15㎞×3往復=90㎞
メンバーは西薗、内藤、私、東。ボトル二本引っさげていざスタート。
・往路1
4名の実力差を考慮した大胆な牽引時間配分により高速を維持。西薗1分、高木20秒、内藤と東10秒ずつ。先頭320W、付いて200W程度。
・復路1
しっかり補給を摂る。自分は1往復目のタイムを全く見ず、とにかく出力維持に注力。
・往路2
しっかりローテが回っていい状態。先頭320W、付いて200W程度。さああと半分、この調子で。
・復路2
内藤が付き位置になり、自分は少しきつくなりはじめる。引いて300Wが精一杯。向かい風のためか 付いても220W程度出ている。
・往路3
ここまでは完璧な走りだ。先頭300W以上を死守してきた。ゴールに向けてもう一度気合いを入れなおす。しかし、最後の折り返し手前数キロで東が離脱。ここで西薗から一言「昭和記念の時の今井さんになって下さい!」。これはつまり完全二人引き宣言。
・復路3
ここがもっとも苦しいことを知っていた。すでに相当の乳酸を抱えているが、今がすべてを放出する時だ。ところが、折り返してまもなく内藤が完全に遅れる。4人中3人はゴールしないと失格なので待つしかない。先頭出力を落としていくが250Wでも付いて来れなくなってしまった。二人で引いてどうにかゴールをめざす。最後の数キロでは他大が落車するわ、3人目が脚攣って他の人が手押ししてるわ、カオスな風景が広がっていた。
結果10位。2時間8分24秒。平均42.24km/h
8位の中央大が2時間4分フラットと、8位入賞ラインは過去に無く厳しいものであった。最後で崩壊しなかったとしても厳しいラインだった。
【個人タイムトライアル】
15㎞×1往復=30㎞
目標を280W平均に設定。
まず最初にテンションが上がりすぎて500Wで突っ込んだのが失敗。
290W程度を維持。たまに300Wも見える。日大やら明治やらを抜いていくのがとんでもなく気持ちいい。
折り返してからしばらく250Wを下回る場面もちらほらあった。同じ出力を出そうにもじわじわと苦しくなっていく。各人30秒差スタートだが、それでも計5人くらい抜いた。最後の橋をくぐってからがまた長いが、ラスト1キロ踏み直して気合いの330W!
結果31位。43分26秒。平均41.62㎞/h
タイムはいまいちだったが、意外に順位は伸びた。もう平地はダメとは言わせない。
----------------------------------------------------------------------------------
~後の祭り的反省~
1-内藤が付き位置になってから東ががんばりすぎたこと。早い段階で完全二人引きに入る割り切りができなかった。正直自分もきつくなってきていて、このことを思いつかなかった。
2-付き位置の内藤が時々ローテに復帰してきたこと。これをやめさせ付くことに専念させるべきだった。
3-東が切れた時待たなかったこと。そもそも最後の復路までは待つという方針だったのに焦ってしまった。
全般的に、ローテに加わろうとする東と内藤を差し置いて自らが風を受けんという精神が足りなかった。それと、西薗はそんなに引いて本当に大丈夫なのかと思い頼りきれなかった。
1、2往復までは良かった。より良い走りとしては、内藤が付き位置を宣言した時点で西薗1分、高木15秒の完全二人ローテを形成するといったところだろうか。
少なくとも一度は90キロの合わせをやっておくべきだった。
大学推薦の国立大学枠でのツールド北海道出場が決まった。日程は9月11~15日。国際大会でツールドフランスもびっくりの初日から山岳215キロのステージレースだ。
鹿屋合宿で一緒に走った大阪経済大の福田君が学連のヨーロッパ派遣選手に選ばれたらしい。
「俺、ヨーロッパ行くんや」
マンガみたいなセリフが現実に吐かれた。
スポンサーサイト