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フォームは人それぞれ。

今さらながら都ロードのデータをみて思う。ロードレースメインの人がヒルクライムに出ても辛いだけだが、ヒルクライムメインの人がロードレースに出る意味はありそうだ。

最初の逃げが落ち着くまでとラスト10キロは上りの度に185拍を突破して最大188拍。ヒルクライムではおじけづいて出さない高い負荷だ。気持ち的にももうダメと思うところを少しだけ辛抱してその後休む。そしてもう一回、と続く。高負荷も辛抱強さもヒルクライムでは必要で、練習ではなかなか出せないからレースで出すのは限界突破できて良い。これからもたまに出ようと思う。

それと、自分より力が上の人を倒せるかもしれないのがロードレースの面白いところだが、修善寺8キロだと上りが長いためもろに力勝負、ウェイトレシオ勝負になりがち。可能性があるとすれば、30秒あたりのパワーが高ければアタックで引き離せると思う。都ロードでは順当に選別させる攻撃しかできていなかった。周りの走りをみて力勝負できるかを見極めて、できないなら早めの博打を打つアタックが勝つためには必要と思った。肉を切らせて骨を断つ的な。
後のS選手の下りが苦手との言葉から勝機のあったことがわかったが生かせなかった。


さて、メーターの標高の記録を見て改めて、修善寺は本当に上りと下りしかないな。



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2014.10.31 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
今回の都ロードは修善寺8キロコースということで、走ったことないので出てみた。
未登録でも出れるBクラスにエントリー。4周32キロで30人出走。完全な練習レースだし一時間ならロング耐性要らないので積極的に走って勝ちたい。

10時スタートなので輪行でのんびり行く。
ただ、前日から風邪気味。しかも雨の予報に変わった。とりあえず焼肉食った後にキウイ3個とみかん3個とバナナ3本食って早めに寝た。朝起きてもイマイチで激しくDNSしたくなるがとりあえず東海道線に乗ってグリーン車でがっつり寝たら少しマシになった。
函南あたりで少し青空が見えてやる気も回復。

試走した感じプラス3キロの上りは勾配きつめだ。下りも要注意。

一周目はプラス3キロの下り終わりまでパレード。案の定最初からフラついている危険人物が多数。パレード終了地点から自分で上げてホームでは他の人も上げて5人の逃げになった。上りはかなりいっぱいいっぱいだが周りも同じと信じる。この時点で変な事故に巻き込まれる可能性がほぼなくなったので一安心。追手集団から以前優勝したという1人が追いついてきて6人で落ち着いた。
後からきた1人はフォームが安定していて力がありそう。いつも上りシッティングで上げるS選手が強そう。ほとんど上りダンシングのY選手が意外とたれなくて強そう。
落ち着いた後は上りも普通についてはいけるがぜーぜーと死んだふりはしておく。

残り2周の橋の後の上りで余力を残せる程度のアタックをした。上り終わりでS選手Y選手と3人になった。ホーム過ぎたところで後ろと25秒差とのことで3人勝負になりそう。
プラス3キロの上りでS選手の強力なシッティングで攣りそう切れそうになるが追いついて2人に。
下って最後の上りに2番手で入ったが、前でアタックを仕掛けられる。はい、脚がないです。
なんとかダンシングで絞り出してせめてものプレッシャーを前方に放つが距離は徐々に広がるばかり。
上り後の下りに入る前の平地を踏んで少し詰めて、最後のホームの上りでは視界に捉えるがそこまで。2位。


勝てなかったけど力を出し切って力負けしたのですっきり。
初の8キロコースを楽しめた。賞品は参加費の2倍以上だ。あと修善寺輪行はかなり快適だ。移動時間と昼寝時間を兼用できる。
2014.10.26 Sun l レース l COM(0) TB(0) l top ▲
ささっと長尾台へ。
開始20秒と終わり20秒で500ちょいを4本
500以上出したの何ヶ月ぶりだろう。短時間でも高負荷を出したところ、復路では400とかがすいすい出た。続かないけど。
2014.10.25 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
2分
369、353、339、325、333
レスト5分

5本と誓った数はやったが踏み切れず。失った力はそう簡単には戻ってこない。
2014.10.24 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
メディオ1ソリア5。
10分273w83rpm1本
2分332w83rpmくらいレスト4分で5本

設定低めだがやりきること重視で。
と思ったがやっぱり上げる余裕はなかったのが実際。

起床時59.2キロ。
2014.10.22 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲


やはり、北京に来てなんぼだ。冬の到来を告げる。
若干衝動的だが。

そして60キロ突破!スバル時57キロからのジャンプアップの速さといったら。



2014.10.21 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
カンチェラーラ欠場のためジャパンカップキャンセル。

起床時58.4キロ。往路は連光寺で踏むために上げすぎないよう意識。流れがよく37分238w

320~330で5本
3分45秒~3分52秒
どれも85rpmくらい。

なんとか完遂。

帰りに長尾台に寄る。
300で1本、350で4本
約2分
平均76~82rpmでトルクかけ気味でいった。
最後は大臀筋が終わっていたがダンシングならまだかかりそうな気がした。気がしただけ。

全般的に、踏み倒せなくなりそうなところをダンシングで乗り切った。
地味だけど弱った身にはかなりのボリュームだった。
2014.10.19 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
あまりに乗っていないのでそろそろ乗ってもいいかなと連光寺へ。
楕円ギアに戻したら素直に踏めた。慣れの問題とは思うが踏むときにびしっと踏めるとかかりがよい。クランクを172.5mmにしたのもかかりをよくしているか。

まともに走れたのは3本。もちろん出力は低いが起床時58.7キロまで増えたのでウェイトレシオはさらに低い。

先週ママチャリで怒涛のダンシングをして無駄に滑らかさを獲得したため今日はダンシングでパワーがよく出た。

肉体的な疲れは全くたまっていないのでその分さっぱりはしていた。
2014.10.18 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲



反省点
?補給はペットボトルをカゴに入れたがキャップの開け閉め時にハンドルを取られないよう神経を使った。ローボトルを使うとベター。
?それでもカゴの中で動くのがいかにもロスなのでバンド式のボトルケージホルダーがもしあればベター。
?ハンドルは、ダンシングの観点からU字がベター。これには交換というより新車が必要。
?なんといってもサドル高さを適正にできればあと平均で10wは上げられる。これは導入可能だがルールの考え方次第。
?今後これ以上タイムを縮めるモチベーションが一時的かもしれないがなくなってきた。ネタ募集中。


あと特筆すべきはもう一人のママチャリ選手がフルコース換算で2時間切ったことだ。私がママチャリトライをするきっかけをくれたわけであり、これは出力としてもなかなか高いレベルにある。本人の努力がすべてだが、メニューを少しみていたので多少なりとも教えた選手が結果を出すという喜びもあった。それに、最近派手に脚をケガしていた中で達成したから驚きだ。

彼はヒルクライムで私が力を伸ばしているということでインスパイアされたと言うし、私自身元チャンプからのアドバイスの下に今年の前進があった。こうして志のようなものが伝播していくのを感じる。


さて、172.5mmが入荷したので次はクランク長さについて考えてみることにしよう。もちろん、劇的な違いはなくて、ただ乗るモチベーションを与えてもらえるだけという結論を覚悟しつつも。
2014.10.14 Tue l つれづれ l COM(1) TB(0) l top ▲
後閑杯に今年もママチャリで参加。
目標はフルコースで1時間40分切り。
ママチャリ初挑戦した去年の1時間46分から縮める。

ロードバイクに対してママチャリが不利な本質的な理由は、重量増と不適切なポジションによる出力低下と不適切なギア比による出力低下にある。
ママチャリでのタイムトライアルをするにあたりママチャリを定義する必要があるが、重量増とポジションを受け入れてギアは3段変速まで認めることとしよう。(こんなの遊びなんだから勝手に決めていいでしょ)

このルールの下で、去年はペダルをSPD-SLに交換した。
今年はさらにサドル交換を試みた。ダンパーがついて幅広で回しにくいサドルを替えればタイム短縮できるはず。規格が合うかわからないが現地でどうにかしてみることにする。

さて、家の近くでレンタカーし、実家でママチャリとギザロのサドルをシートピラーごと抜いて回収し、現地入り。
ここで、ギザロのピラーはかなり長いものがついていたのでルールを逸脱した機材ドーピングを思いついてしまった。
ピラーごとママチャリにつければサドル高さを適正化できるかもしれないと。

到着後、ペダル交換し、ピラー交換を試みた。
なんと、径が違っていて入らない!

ルールは守られた。

とりあえずママチャリのピラーからサドルだけ取り外してコンコールライトを押し込んでつけた。
強度上問題ないと思われる範囲でサドル高さを上げたものの非常に低いと感じる。去年より低いのでは?と思うがここまできたら戻すということは思いつきもしなかった。おそらくママチャリサドルは厚みがあるためサドル高さが実質高くなるのだろう。後での推定でこの日のサドル高さは59cmくらい。自分のロードでは68㎝だから9cm低い。普段1mm単位で調整していることを考えるとこれは論外だ。

肝心のエンジンの方はというと、9月のOBラン以降2週間ほぼ外を走っていないが、対策として真円ギアをインナーのみ購入してローラーで1分6倍と2分5.5倍くらいのソリア数セットを2,3日だけやった。ベースの出力は去年より上がっているから劣化してもまだ去年以上のはず。心拍のみ見ながら一応当日時点のベストエフォートは出していく。

ほぼノーアップでスタート。
速攻で一番軽いギアに入れると軽い!と思う。なぜなら先月の乗鞍レンタサイクルで非常に重いシングルギアを踏んでいたから。
サドルが低すぎてシッティングでは全くトルクが出ないので、勾配がきつくなるところは全部ダンシング。今日はダンシングの割合が非常に多くて勾配のきつい料金所までは半分くらい、中盤以降も3割以上か。
心拍は最近上げていないのでどうかと思ったが、開始5分で170に乗った。特にダンシング時に上がって、シッティング時に下がるので上げ下げが激しい。前半175~182、後半168~176くらい。
ロードの人たちに抜かれるが、例によって勾配緩い区間で緩むので抜き返したりする。
3合目以降は勾配の変化がやや大きい。勾配10%近いところは高トルクダンシングで300W以上が勝手に出て、その後緩くなるところで中間ギアに入れてトルク維持してスピードに乗って座って休むのを繰り返す。
フラットバーなのでダンシングし続けると腕がしんどくなる。終盤はシッティングの割合が多くなり平均出力が低下。
すべて出し切った。

今日のゴールは5合目2.5キロ手前で1時間29分34秒。
フルコース換算で1時間38分ほど(+9分)。目標の1時間40分は切れた。
平均173拍。先月のOBランより高い疑惑あり。
パワータップ装備時のTTデータと車重推定18キロから推定して本日平均250W。

朝3時から移動やらやって帰ったら12時。
元気の前借りをしすぎた。そして腰が異様に痛い。翌日は台風だし、休もう。
2014年全日程終了。
2014.10.13 Mon l レース l COM(0) TB(0) l top ▲
適当に進めてみたけど合っているのか。
似たようなことを計算するページがあったので調べてみると近い結果になった。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/power_req.html
まあ大はずしはしていないだろう。

ペース配分について、感覚的によかれと思ってやっていたことと結論はあまり変わらないけど、ちゃんと確かめることにも意味はある。
感覚的によいと思われていることが実は全くダメだったという話はよくあるから。たまたま自分の生まれた時代が天動説を信じているかもしれないから。

仮説は新たな観測機器の登場により塗り替えられてきた。
新たなセンサーの登場により新たな仮説が生まれるかもしれない。
2014.10.12 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
続き。

逆に効率(タイム短縮量/仕事量増分)が低いところでは出力変化がタイムに効かないから休みどころとなる。
特に効率が低いのはどのコースでもゴール直前100mである。最後に運動エネルギーを稼いでもそれを解放する機会がないのはもったいない。TTではゴールスプリントで頑張っても手遅れで、それより平均的に高い出力を出すことに注力したほうがいい。
次に、緩い区間で安定した速い速度に達した後の効率が低い。手を抜いてもタイムを失いにくいが、タイムを失いはするので回復したら元のベース出力に戻して速度を戻す必要がある。その後の急区間で踏むために緩い区間少し休んでもよい。ただし、効率が高い緩くなった直後を過ぎて速度が安定してから休むべき。

手を抜いて疲労を回復して踏み直すというようなことは難しそうだから考えず、純粋に効率の高い低いを意識することにして、あとは経験に任せて走ろう。ポイントをおさえて1秒1秒を稼いでいこう。


ところで、緩い区間では空気抵抗分の割合も増える。これは抗力係数に依るが勾配5%時速23.8で約60wと試算される。もし集団にいてこれを半分の30wに減らせたとすれば30wの出力増になる。これは大きいから上りでも可能な限り集団にいたほうがよく、時速10でも空気抵抗分は約15wで半減したら7.5w増だから無視できない。平均出力を7.5w上げるのはけっこう大変なことだから。
2014.10.08 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
タイムトライアルでは一定出力を保つのがよいとされる。しかし上りではどうか。勾配が緩いところで踏むとお得という経験則は正しいのか。
上りの勾配変化は平坦での風向き変化に置き換えてもよい。


漕いだ出力は、位置エネルギーと運動エネルギー増分と空気抵抗力×距離と転がり抵抗力×距離に変わると考える。体重や抗力係数等はそれっぽい値を与える。
ある区間を考えて、微小距離5mごとに釣り合いから速さを求め、かかる時間を求めて積算すると区間タイムがわかる。
例えば一定勾配5%体重60キロ出力300wとすると時速23.8キロで釣り合う。まあこれくらいでしょう。

このモデルを使うといろんな実験ができる。例えば300wベースで、ある微小区間の間だけ310wで走るとする。その微小区間は短いタイムで通過でき、300wに戻した後も慣性のため速いまま進めるが、やがてもとの速さに戻っていく。
踏んだときのお得度の指標としては、300w一定走と比べたときの短縮タイムを仕事量増加分で割ったタイム短縮効率を考えよう。

簡単のため、前半急10%→後半緩い5%の500mの道を考えると、もっとも得なのは最初の5mで310w出した場合で、後で出すほど効率は下がり、緩くなった直後の5mで一気に上がるが最初には届かない。
一方、前半緩い→後半急な道では、後半の急区間に入り速度が一番低下した後の10mで310wを出した場合がもっともお得となった。
どんなコースもこの組み合わせで表せる。

応用編として、途中10mだけ急になる道では緩くなる直後で踏むのがよい。また、途中10mだけ緩くなる道ではやはり緩くなる直後がよい。特にこの場合は効率が他より10倍以上と高い。これは新たな知見か。

基本的に急なところで踏むと効率がよい。速度が遅くて時間のかかるところで投資して早く通過するのがよいからだろう。
その次に緩くなった直後で踏むのがよい。その次は急になる直前で、これは運動エネルギーを稼いで急区間に突っ込むイメージ。
緩いところで踏んでも効率はよくない。

この結果は緩いところで踏むとよいという経験則と合わない。
この経験則は、緩くなるところで出力を落とさないと言い換えた方がよさそうだ。だいたいの選手は緩くなると休んでしまうから、意識づけとしては元のままでよいかもしれない。


ここまでくると、コースプロフィールに対してタイムを最小にする出力プロフィールの最適化問題を考えることができそうだ。
制約は例えば総仕事量とすればよいだろうか。

しかしながら、このモデルでは人間の出力特性について何も考えていない。
仕事量ベースだと150w二時間と300w一時間は同じだが、実際は乳酸閾値LTを超えると急に出力を維持できなくなる。急区間で踏むのはいいけどLTをどこまでこえていいかは不明。というわけで最適解を求めても意味はなさそうだ。

複雑なのでこのへんでやめよう。
たいした結論はないが、急なところはその後に支障ない範囲で踏んでさっさと通過しよう。平坦TTでいえば向かい風のときほど踏もう。以上。
2014.10.07 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
楕円チェーンリングについて思うところ。

パフォーマンスについて、真円との有意差はないと思う。
ただ現実的な問題として、どんな効果があるか面白そうなので調べようとして練習量が増えて強くなったというくらいの効果はある。

今季はリデアの楕円チェーンリング50-35を使った。変速性能は去年使ったオシンメトリックよりはるかに良く、シマノ純正と遜色なかった。修善寺ロードレースを2本走ったが問題なし。

楕円の宣伝文句としては、トルクのかからない上死点と下死点を早く通過してトルクのかかる角度でギアが実質大きくなるため効率がよいと聞くが、これでは説明がうまくない。結局大きな入力をしているだけで効率はかわらないように聞こえるからだ。
強いて言うなら、法線方向の力が加わりがちでロスの大きい角度のギアを小さく、法線方向の力が少なく効率の良い角度でギアが大きいために効率がよくなる、と言ったほうがましだろう。
これも結局、十分なペダリングスキルがあって効率よく回せていれば変わらない。

とはいえ、基本パフォーマンスが同じで、上記のような効率向上の可能性があるならリデアを使っていこうというのが自分の結論。

シーズンが終わって真円ギアを踏んでみた。多少ぎこちなさを感じたものの、驚くほどすんなりと適応した。結局回しているクランクは円運動なのだから力の入れ方が少し違うだけ。それに元々真円ギアが体にとってきれいな運動というわけでもない。


次なる興味はクランク長さについて。実験的に172.5mmを発注。はたして。
2014.10.05 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲