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最終的にエネルギーの大半を取り出すミトコンドリアについて調べていたら、鳥はすごいみたいな話になってあらぬところに来てしまった。
レースではいかに解糖するかは重要だが、進化の順番では解糖が先にあって、酸素で酸化する手段を手に入れた後も残ったのは意外。すばやく動くことは必要であり続けたのかもしれない。
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2018.07.30 Mon l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
ズイフトを体験する機会があった。
メニューを自分で試しながらやっているので要らないと思っていてやったことはなかった。

コースは距離900mほどの上りにて。
良いと思ったところは、前方を走る選手がいて、そこをめざして一気に踏んでいくときのパワーを、残り距離や自分の限界と相談しながら配分していく感覚を試せるところ。
ドラフティングの効果も考慮されるようなので、上りで位置を下げて下りや平地で位置を上げるようなこともできそう。
一方で、パワーを拾っているだけで横の動きはないので、集団の隙間やローテに入り込んだりといったことは試せない。

あと試乗車がスラムの電動変速で、フロント変速時は左右同時押しとのこと。慣れの問題もあるが、少なくとも二つ押す必要があるのはダメだろうと思った。
2018.07.25 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
グランツールともなれば、実際のところ、脂肪利用率を極限まで高めるようにトレーニングするらしい。それでも結局、使ったエネルギー分は補わないといけないはず。
脂肪はエネルギー密度が高いので、あの手の選手は食べた脂肪の分解能力も高くて食事重量を減らせるのかもと思ったが、そうではなさそう。やはり、死ぬほど炭水化物を食べられる消化能力が問われそうだ。

あとはヘマトクリットを(不正に)高めると血液の粘性が上がって安静時血圧が下がり、go to sleep and never wake upなこともあるから、夜中に起きてスクワットやローラーをする選手もいたらしい。しかもそれはかつてcommonだったと。夜中にローラーなんて意識高いわけではなく、生きるために必ずやってねと指示されていたと思うとおそろしい。

真似するものではないと思いつつ、高地メニューで、2分できるパワーで1分+閾値でSFR@50rpmを4分を5セットというのはよさそうな気がした。できるか知らんけど。
2018.07.24 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
練習しまくる人のことを、あいつは脳みそまで筋肉だ、と言うことがある。実のところ糖が足りない状態で練習を続けると、ふつうは糖しか代謝できない脳が脂肪由来のエネルギーも使えるようになるらしいからまんざらでもない。

脂肪燃焼を促す目的の低血糖練には懐疑派もいて、確かに糖をどばどば使う回路もレースでは大事なので、高強度練と適当にミックスするのがよさそう。

試しに朝飯前の1時間走をやったり平日の朝飯を減らしてみた感じでは減量効果はとてもあって、特に意識しないのに当社比最低レベルの57キロ台で推移。むしろ冷房に耐えるため2キロくらい増やしたいのに夜食ひたすら食っても増やせないという理由で辞めた。

食事について、脂肪燃焼のキーワードで出てくる低炭水化物食とか高脂肪食は、対象がウルトラマラソンとかステージレースとかエスキモーとか極端なケース(あと肥満対策)なので、やってみる気はない。無理なことは続かないので、野菜と果物を多めに採って、菌類(納豆やヨーグルト←時短!)を採って、迷ったら低GI炭水化物(そば、パスタ、全粒なんとか)を選ぶくらいの意識がいいところではないか。
2018.07.18 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
活動量計vivosmart3を(中古で)導入して半年。心拍変動をみるありがたみを少し実感できた。もう一つ、起床時心拍をみたいと思っていた。トレーニングを積んで心拍出量が増えると安静時心拍が下がると言われているが、今まで実際にみたことがなかった。
心拍数を正確に測るには湿った胸ベルトが必要だが、起床時にはこれを着けがたい。起床時に上体を起こさずに自分の脈を測るほど辛抱強くないので、測る手段がなかった。昼間にがんばって安静にして心拍を測ったときには下がっても60拍くらいで低くはなかった記憶がある。

睡眠中、起床時の最低心拍は概ね55~60拍くらいで、今までみていた値とあまり変わらなかった。
ところが6月になって富士ヒルクライムに出たりして当社比コンディションを上げた時期に急に45~55くらいに下がり、最低44拍を記録した。
けっこう分かりやすく出たので驚いた。わりと状態をモニターできそう。

活動量については、歩数をiphoneの計測値と比べることくらいか。
消費カロリーはなんなら歩数と負の相関がありそうだが大丈夫だろうか。
2018.07.11 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
断食というとゲテモノ感があるけど、睡眠はミニ断食みたいなものと言われると身近に感じられてくる。

・断食入門編、朝飯を抜く。
 朝食を抜くと太るとか不健康とか言われてきたけど、そうでもないという文献もあるのには驚いた。
 そもそも朝は食欲がないのが自然であって、朝食をとることは習慣でしかないとのこと。
 先に糖をとったら糖を使って脂肪にリーチできないので、脂肪を使って後から補充するサイクルがベターらしい。

・朝飯前の運動は効果大
 朝飯前の1時間ペース走をやってみた。当然腹が減ってくるが、数分やり過ごすと別のエンジンが始動してペースを維持できるから不思議。
 fasted HIITも効果大らしい。だるいけどレース後半の一通り使い切った後を模擬できるのはよさそう。

・脂肪を使ってロバストに
 体脂肪率数%の人でも脂肪貯蓄は無尽蔵とみなせて、うまく使えれば数日飯を抜いてもサバイブできる。
 そういえば何年かに一度ウィルス性胃腸炎で数日間強制断食して、生きていられることに驚くことがある。

この手の話は糖尿病や肥満対策関連ばかりで少し違う気もするが、適当に読み替えれば少ない練習時間で走力を上げるネタになりそう。
2018.07.02 Mon l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲