トルクの脈動は速さに効くのだろうか。
試しに、normalな踏むペダリングとsmoothペダリングのトルク分布を仮定して、クランク1回転分を解いてみた。予想としては、脈動が大きいと、速度の速い時間帯で速度の2乗に比例する空気抵抗が大きくなり、2乗平均が平均より大きいので、不利だろうと思った。4乗平均のNPは平均より高くなるイメージ。
やり方
・トルク分布と初速を仮定して、0度と360度の速さが同じになるようなトルクの補正比をゴールシーク。
・クランク角度6度ずつ解く
・係数は適当な一定値とした
・勾配は10%の上りでギアは36×25とした
クランク1回転中のトルク分布と回転数変化。スリップを考えないので回転数は速度に対応。

パワーとタイムのグラフで比べたら、ほとんど差がなかった。

空気抵抗による損失は、平均したら両者でほぼ同じだった。

NPは、パワーが倍半分変わるので平均より高くなるが、回転数(速度)の脈動は小さく、二乗の項を無視できるのでほとんど変わらない。という当たり前のことに気づいただけで終わった。トルクの脈動は速さに効かない。
他には、トルク分布に対する回転数(速さ)の位相遅れは、48~54度になった。クランク角度が90度のときトルク最大とすると、140度くらいのとき速さ最大になる。遅れは勾配、パワーによって数度は変わる。
実際には、クランク角度によって空気抵抗係数が変わることの方が効く。
試しに、normalな踏むペダリングとsmoothペダリングのトルク分布を仮定して、クランク1回転分を解いてみた。予想としては、脈動が大きいと、速度の速い時間帯で速度の2乗に比例する空気抵抗が大きくなり、2乗平均が平均より大きいので、不利だろうと思った。4乗平均のNPは平均より高くなるイメージ。
やり方
・トルク分布と初速を仮定して、0度と360度の速さが同じになるようなトルクの補正比をゴールシーク。
・クランク角度6度ずつ解く
・係数は適当な一定値とした
・勾配は10%の上りでギアは36×25とした
クランク1回転中のトルク分布と回転数変化。スリップを考えないので回転数は速度に対応。


パワーとタイムのグラフで比べたら、ほとんど差がなかった。

空気抵抗による損失は、平均したら両者でほぼ同じだった。

NPは、パワーが倍半分変わるので平均より高くなるが、回転数(速度)の脈動は小さく、二乗の項を無視できるのでほとんど変わらない。という当たり前のことに気づいただけで終わった。トルクの脈動は速さに効かない。
他には、トルク分布に対する回転数(速さ)の位相遅れは、48~54度になった。クランク角度が90度のときトルク最大とすると、140度くらいのとき速さ最大になる。遅れは勾配、パワーによって数度は変わる。
実際には、クランク角度によって空気抵抗係数が変わることの方が効く。
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