fc2ブログ
今年出たレースは3本で、
2月 ウィンターロード修善寺Bクラス14位 1時間232W, NP276W
5月 車坂ヒルクライム30代5位(入賞) 45分268W
9月 自転車部スバルラインTT1位 1時間10分233W

体重は終始軽めで57~59kg
2019年の走行距離2775km、走行時間128h、獲得標高19100m
今年は後輪に速度センサーをつけたのでローラーの距離も足された。ローラーの時間は短いのでこの距離は少ないだろう。

今年は練習量は減ったものの、5月にそれなりに上げられたのでよかった。来年も一度くらいはこれくらいまで上げたい。
パイオニアの携帯アプリによると、2015年以降では2017年がもっとも練習していて走行距離は4500kmに達していた。ヒルクライムの戦績も2017年がもっともよかった。
IMG_1474.jpg
スポンサーサイト



2019.12.31 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
科学的トレーニングも宗教みたいなものだという話に関連して、科学と宗教の関係を端的に述べたものはないかと思っていたら、構造主義科学論の冒険が分かりやすかった。これによれば、

・科学の理論も宗教の教義も、その大部分は自ら確かめることはできずただ信じるだけという点で同じである。
・普遍の真理は存在しない。なぜなら現象を記述するコトバに曖昧さがあるので、コトバの解釈の共通理解のある人の間でしか、法則や関係は成り立たない。この点で、科学だけが客観的というわけではない。
・科学は現象同士の関係を記述するのに対して、宗教は神と現象の関係を記述するところが異なる。
・科学の体系は、人間が繰り返し経験する現象に基づいて作られてきたので、未来の現象を精度良く予測できる。

これらをトレーニングに当てはめてみると、
・現象とは、あるメニューをこなした結果、あるレースの成績が得られたこととする。
・法則とは、数々の現象の観察から導かれた、あるメニューをこなすと、あるレースの成績が得られるとの予想とする。
・法則の正否を事前に確かめることはできないが、コーチあるいは自分が作ったメニューの結果の予想を信じることにより、厳しいトレーニングを完遂する糧になる。
・科学的トレーニングとは、数字(パワーに限らない)に基づいたトレーニングとして、感覚に基づいたトレーニングと比べると、トレーニングを完遂できるかがトレーニングの効果を信じられるか否かにかかっている点で、両者に差はない。ただ、トレーニングの後で生理的適応が起こるだけである。
・同じ数字でも、体にかかる負荷や適応の速さは人により異なるので、科学的トレーニングの普遍の法則はない。
・先の定義によれば、数字に基づいたトレーニングを行っていても、コーチ(神)と選手の関係のみがある場合には宗教に近く、感覚的であっても言語化したり動きを見て真似したりして他人との関係を述べる場合には科学に近い。
・再現性のある数字があると、人の間で共通理解を得やすく、過去の知見を利用しやすくなる。トレーニングとレースが繰り返されることで法則の予測精度は上がっていく。

こう考えていくと、
・科学的トレーニングのメニューとレース結果を結び付けるところに感覚が入るので、感覚的トレーニングとは明確には分けられない。数字は感覚をサポートする道具であり、数字の利用の程度が両者で違うのだろう。
・例えば、スバルラインを料金所から1時間で走ろうと思ったら、10分320W2本@体重58kgができればよい気がするのは経験則だし、これをできるようにするためには10分270Wから少しずつ上げていく方法もあるし、実走で100キロ以上を何回かやった後にテストしたらできていたということもありアプローチもいろいろある。定点観測の方法は、パワーではなく決まった峠のタイムで測ってもいい。

というわけで、思い思いに楽しく、時に真剣に走って、それぞれの目標に近づければいいと思う。
2019.12.30 Mon l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
gmdatwm
京都高台寺にて、偶然見かけた「アンドロイド観音」の看板に引き寄せられた。アンドロイド観音は、住職さんによる簡単な説明の後に起動し、部屋いっぱいのプロジェクションマッピングとともに、仏教の「空」の概念を説かれた。自分を含めてこの世に永遠不変の実体はないのだから、これに執着せず、ありのままを受け入れることで苦しみから解放されるとのことであった。

住職さんによれば、「観音様はどんな姿にでも変身なされるのだから、現代であればロボットになってもいいのではと考え、大阪大学石黒先生と共同開発した。声は合成にした。始めはすべて金属だったが、違和感が大きかったので顔と手に皮をつけた。」とのこと。自分を含めて部屋をほぼ埋め尽くした聴衆が、その20分間のプレゼンテーションに聞き入っている状況に、未来を感じた。
2019.12.15 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
健康維持活動の時間を最小化していった結果、以下の5分に落ち着きつつある。

70rpmくらいでギアを一枚ずつ上げていき、
1分 200W
1分 240W
1分 280W
1分 320W
1分 150W(ダウン)

これを週に2回もやれば、心肺機能、上体を固定して臀筋で回す感覚、代謝量を最低限保てそうな気がする。何より乗るためのMPはほとんど不要で、乗った後の免疫系のダメージもほぼないので、広い意味での都市生活民としての適切な健康維持活動レベルに近づいているのではないか。そう考えるとますます時間のコスパが際立ってくる。
2019.12.14 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
デカフェのコーヒーを寝る前に飲んだら寝つきが悪かったことがあったので、残留量を調べてみた。規約(P9)によれば、カフェインを90%以上除去したものをデカフェと表示するとのこと。カフェインの除去に手間がかかることと、頻繁には検査されないことを考えると、実態として10%~20%くらいは残っていそうだ。200mlのデカフェコーヒーを飲んだら、20~40mlのコーヒーと同じ。香りによるプラセボを除いても、(カフェインの効きやすい自分は)多少覚醒しそうな気がした。
2019.12.03 Tue l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲