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手軽にパンを焼きたい、ということで古典的なトースターを導入。バイメタルを使った純粋な機械仕掛けで、ある温度でポンと飛び出してくる。無駄をそぎ落としたというわけではなく、原始的なだけなのだが、なんともエレガントである。
つまみを回すと焼き加減を調整できることになっているのだが、バイメタルがへたってきたときに製品寿命を伸ばす調整も兼ねているとも思われ、ものは言い様。
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2020.03.28 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
現実問題、コロナウィルス感染経路の最有力候補である通勤電車において、自衛の方法として駅間で息を止めるという方法を思いついた。駅間の短いところで2分くらいであればなんとかなるのではないか。都度降車して息継ぎすればよい。
そういえば、エンデュアの中で、顔を水につけると心拍数が下がり、血液が内蔵に集まって省エネモードになるとの記述があった。顔のあたりにスイッチがあり、無意識下でモードが切り替わるとのこと。水中で心拍数が20台さらには10台になるダイバーもいるらしい。ちなみに世界記録はうつ伏せで水に浮かんだ状態で20分以上とのことである。
ということで、電車内で洗面器の水に顔をつければ駅間で息を止めていられるのではないか。
2020.03.26 Thu l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
君津から時計回りに100キロのsxsrideへ出撃。川崎からのアクセスが良いわりに、千葉でロード練をするのは初めてである。100キロ以上走るのは何年ぶりかわからず、途中で力尽きる可能性は高いけれど、気候は良いし、ちょうどよい機会なので参加。

半分地点の道の駅休憩までは難なく走れて、少し競る余裕もあった。それが効いたのか、いや後半の向かい風と平地のペースが上がった(と思う)ために、ついていくのが非常にきつくなってきた。付き位置でもかなり必死。向かい風に少し横風成分が入っていて、車道で斜めに付けないので結局後ろでもきつい!、となる。ツールド北海道のサロベツ原野爆風横風区間で最後尾に追いやられた状況を思い起こさせる。クラシック的急勾配の上りの後泥グラベル化、からの道が塞がって引き返し区間でもわりと消耗。終盤は切れっぱなしで、海岸沿いの渋滞区間で合流して、しばし付き位置キープするも、20キロほど残してぷっつりと足が止まり、完全独走に。どう考えてもハンガーなので最後のゼリーを投入。しかし本当にもう150Wも出ない。グリコーゲンが完全燃焼し、脂肪しかない。唯一の救いは完璧な追い風であること。それでも緩い上りでは時速15キロくらいになる。どうにも進まない。たんぱく質も溶かしてやる。それでもダメか。一方で緩い下りで時速40は出る。なんとかゴールできるか。

看板「君津10キロ」。長いな。いずれ着くから意識を保つことが大事だ。無心で進んだら残り3キロ。最後の右折の後の緩い上り。また時速15キロ。何はともあれなんとかゴールできた。着いたらまずやることは団子とおにぎりとヨーグルトを頬張る。久しぶりに全力疾走した清々しさ。

帰りは渋滞。「もうすぐ2時間になります。そろそろ休憩しませんか」との言葉が沁みる。ライド中に発動したいものである。
2020.03.21 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
生物から見た世界を読んだ。

世界は見えるようにしか見えない(センサーで捉えられる解像度で知覚される)。
ゾウリムシは、
繊毛で進む
if 前に障害物 then 曲がる
if 前に食べ物 then 食べる
くらい単純だけれども、ぶれのない世界にいる。

複雑な生物になると、対象をどう見るかはその生物の主観的な気分にもよる。
腹が減っていれば思わぬものが食べ物に見えることもある。
対象がセンサーでどう知覚されるかと、それを自分がどう認識するかはループしていて、自分と対象の間に環世界を築く。

大木に集まる生き物たちを考えると、キツネにとって大木の根は硬い家であり、カミキリムシにとって大木の樹皮は柔らかい産卵場所である。対象としての大木の特性は矛盾しているが、別々の環世界があると考えられる。彼らに主体としての大木を認識することはできない。

自然研究者の環世界を取り出してみると、天文学者、原子物理学者、エーテル研究者で自然の捉え方は違う。行動主義心理学者の環世界では肉体が精神を産み、心理学者の世界では精神が肉体を産む。彼らに主体としての自然は認識しえない。


生物の話と思っていたら、人間の話になり、自然の話に広がって驚いた。世界は見ようと思うように見える。自分の考えに合う実験結果(だけ)を集めてくることもできる。最後は信念だといういつもの流れか。
2020.03.14 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
駒場キャンパス内にあるレストランのランチを初めて食べてみた。1100円のサラダブッフェ付きランチがすばらしい。おいしいサラダとおいしいパンを無限に食べることができる。残念ながら、2月の走行距離45キロという不摂生による貧弱な代謝量では、2周で十分であった。そして、ここのフランスパンは本気で硬かった。本場感があってよかった。シズラーのサラダバーもよいが、価格、質、混雑度すべてで上回っていた。

あと旧前田邸の改修が終わって見学できるようになっていた。戦後に接収されて米軍の司令官が改修して使っていたが、元に戻したとのこと。とても立派で、書斎がかっこよかったりしたのだが、図書コーナーにあった金沢市史の本気度が印象的だった。旧石器時代に始まり、膨大な資料に基づきつつ分かりやすく書かれていた。
2020.03.01 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲