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電動自転車の電池を何回充電しても
すぐに充電器の通電ランプが消えてしまう。
なんでだろう。壊れてるかもとのこと。

もう満タンで自動オフしたのではと聞くと、
さっき充電を始めたばかりだから
そんなはずはないと言う。

しかし電池の残量表示を見ると4/4である。

あ、そういえば朝にも充電していたから
もう満タンでもおかしくないかも。
忘れてた、とのこと。


もはや残量表示は機能していなかった。
もし自分が製品を作ったとしても
残量表示すれば伝わると考えただろう。
現実は過酷だ。

解決策は、満タンになったら充電器側に
「満」のマークを光らせるか、
炊飯器の炊き上がりみたいな音楽を流すか。
満タンのお知らせにはひと工夫必要だ。
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2021.10.30 Sat l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲

壁に柵の影が映っている。
壁と柵の距離は同じはずなのに、
柵の横の部分の影だけがほとんど見えなくて驚いた。

思わず背後の光源を確認すると、
カーテンの隙間であり、縦のスリットになっていた。

二重スリットの実験が想起され、
日常において光の波としての性質が示唆される場面に遭遇したのかと思った。

キッチンとリビングの間の引き戸での絞りが第二のスリットになっているかもしれず、戸を外して全開にしたが影の形は変わらなかった。

光源のカーテンを全開にすると縦の影も薄くなった。



しかし、よく考えたら何のことはない。
光源の”幅”で影のぼやけ具合が違っているのだと理解した。
波の性質は関係なかった。
kage2.png

2021.10.15 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
久しぶりのグループライドで、
坂5本のうち1本でうまく速度差を付けて先着できた。
パワーで及ばない相手から先着するために必要な速度差を調べた。

データを見返すと、
勾配6%の坂で、20km/hの集団に対して35km/hで追い抜いて先行した。
実際には原付のエンジン音に紛れて気づかれずに先行できたのだが、
先行者より高いパワーで追走する場合を考える。
質点モデルの各係数は適当に与える。

追い越し後の先行者のパワー500W30sに対して、
追走者のパワーとして600Wと700Wを考えると、
それぞれ26秒(230m)後、14秒(130m)後に追いつくと予想される。
sokudosa.png

同様に、速度差を変えた場合の追い付き時間を調べた。
catchuptimess.png
パワー差が2倍になると追い付き時間は半分になる。
速度差と追い時間はおよそ線形。

次に、勾配が異なる場合に同じ追い付き時間になるときの速度差を求めた(下表)。
ここで、加速前の速度はいずれも300Wでの定常速度とした。
table.png
勾配により多少の違いはあるが、
追い越し時の運動エネルギー差は近い値であり、
これをパワー差で埋めていくと考えれば、
パワー差と残り距離から必要速度差を求められそう。

前提としている速度差をつけるために必要な加速時間は、
集団300Wに対して700W出すとすると、
追い越し時の運動エネルギー差をパワー差400Wで割って、約5秒。
実データでは約8秒でこの計算より少し長い。
加速中の空気抵抗増分も必要なためと考えられる。

ついでに追走者の加速開始が1秒遅れた場合の
追い付き時間の増分を求めたところ、
いずれの勾配でも約3秒遅くなった。


※追記
実測のピーク速度は35km/hだが、
追い抜いた瞬間の速度は実は不明。
おそらく追い抜いた数秒後にピークを迎えている。
追い抜いてから追走者が加速するまで数秒かかるとすると
上記の計算から大きくはずれないとは思う。
2021.10.11 Mon l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
オールアウトするときの深部体温はだいたい同じという話の元ネタを見失っていたので貼っておく。

Influence of body temperature on the development of fatigue during prolonged exercise in the heat

fig.1のAで、スタート時点の体温が低いほど長持ちする。
時間スケールは30分から60分で、
負荷は66% VO2maxくらい。
2021.10.01 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲