fc2ブログ
久しぶりに走るルート(実験に使用)を探そうとして、ルートラボが終了したことを思い出した。代替を探すとルートハブが見つかった。

大まかなルートを引くにはこれでよいのだが、標高の精度を上げるには、地理院地図(電子国土Web)がよさそう。こちらの標高の精度は、航空レーザ測量の測量点では標準偏差0.3m以下。指定点の標高は、5m四方の標高点格子のうち近い4点を平滑化して算出。ただし、断面表示は指定した直線上になり、道に沿った断面を表示してくれないので、座標を細かくクリックしていく必要がある。使い分けるとよさそう。
スポンサーサイト



2022.06.15 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
自分は走らないのだが、富士ヒルクライムで60分と65分の出力を計算してみた。

前提条件
・空気密度1.0kg/m3(標高1700m相当、スタート1200mとゴール2200mの中間)
・転がり抵抗係数0.005
・駆動効率98%

定義
・重量は体重、車重、衣類などの合計
・CdAは単独走0.32、付き位置0.26くらいで平均はその間が目安か

スクリーンショット 2022-06-10 222032
スクリーンショット 2022-06-10 222054


自分の実測から時間の比で補正したデータの重ね書きバージョン。
重量は不明のため幅をもたせた。
スクリーンショット 2022-06-10 224755
スクリーンショット 2022-06-10 224809
2022.06.10 Fri l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
寝たはずの子供の泣き声が聞こえてきて見に行くと、寝転がって布団の端から体の一部が落ちていることがある。布団の中央に戻すと、何事もなかったかのようにまた寝入る。

ここで、かつて地球平面説が主流の時代に、地球の端まで行くと落っこちると考えられていたことを思い出した。子供にとっての世界はフラットであり、夢の中で端から落っこちたのだろう。これらの事象の間に類似性を見出した。

ふつうに生活していれば地面は平だと考えるのが自然である。丸さの影響が現れるのは、水平線を注意深く観察したり、長い距離を移動したりするなどの限られた場合である。
2022.06.09 Thu l 育児 l COM(0) TB(0) l top ▲
「理性の限界」を読んだ。

3種の限界を哲学者が対話形式で解説。
難しそうなことがわかりやすく書かれていててとてもよかった。

1.アロウの不可能性原理
投票で何かを選ぶ決めるときに投票方式によって結果が変わる。
2人以上が3個以上の選択肢に優劣をつけて選ぶとき、個人の判断の無制約性、非独裁性など民主主義に欠かせないと思われる4条件を同時に満たす方式(評価関数)が存在しない。

2.ハイゼンベルクの不確定性原理、
物体の位置と運動量は厳密には同時に決まらない。位置を正確に測ろうと波長の短い光を使うと、物体の運動に影響を与えてしまう。

3.ゲーデルの不完全性原理
いくつかの公理から成る無矛盾の体系において、真偽を決定不能な命題を体系の中に構成できる。
「体系の中にない命題」とは、体系の中で真偽を決定できない命題を指す。例えば、発言が必ず偽の嘘つき者と、発言が必ず真の正直者だけから成る村で、「私は嘘つきである」と発言することが挙げられる。
いつか解けると信じられてきた数学の命題が決定不能である可能性が示されたされたとき、衝撃が走ったという。しかし、解けないかもしれない問題に取り組むことは工学ではよくあることではないかとも思った。 
2022.06.05 Sun l 本・論文 l COM(0) TB(0) l top ▲