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久しぶりにゴールデンチーターを起動した。
ストラバと連携できるようになったいたので数年分のデータを落とした。
パワーデータの記録を再開した2013年以来、色々なサービスが出現しては消えた。
安定してログを残せているのが意外とゴールデンチーターである。

いわゆるATL, CTL, TSBを表示してみた。
スクリーンショット 2022-07-24 135336
最近では2021年9月と2022年5月にヒルクライムを走ったので当社比練習を積んだつもりだったが、もはや少なすぎて見えない。
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2022.07.24 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
市販の電動アシスト自転車の最大アシスト出力を推定してみた。

対象
ヤマハ製電動アシスト自転車
・スペックの定格出力は240W
・アシスト出力は踏力比例で時速10km/h以上で逓減
・ギアは3段内装変速、車重は31kg

方法
・坂の走行タイムと自力出力を測定
・走行タイムから実質出力を推定し、自力出力を引いて電動出力を推定
・坂は近所の急勾配の距離90m、獲得標高17m、平均勾配17.7%を使用
・走行タイムはガーミンのGPSデータによるストラバのセグメントタイムを使用
・自力出力はペダル型パワーメータのAssioma Unoで測定
・測定回数は一日5本を異なる日に2回で合計10回。

結果
スクリーンショット 2022-07-17 130620
・アシスト出力は最大で400W程度。これは自力出力の約1.7倍。
・時速10km/hをこえてアシスト逓減域にあるので、最大出力はもっと高い可能性がある。
 →これはもっと急勾配で走れば確認できる。
・ギア軽ではトルク(踏力)不足でアシスト出力を出し切れていない。
・別途ロードで走った最速は600Wで20秒。出力は同程度だが重量差から電動でこえられなかった。
2022.07.17 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
久しぶりに見直すことがあり、忘れていたので備忘メモ。

参考文献
Comparison of W’balance algorithms
W'バランスを求めるpythonコード
Modeling the Expenditure and Reconstitution of Work Capacity above Critical Power

W'balanceの回復速度の時定数τは、回復時の平均出力とCPの差DCPから求める。
DCPが大きいほど時定数は小さく、回復は速い。

τの求め方
①static tau
 一日で一定値を使用。DCPは一日の全データから求める。
②dynamic tau
 最後にCP以下となった時刻から現在までのDCPからτを求める。
2022.07.10 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
鼻呼吸の改善と持久パフォーマンスの関係の観点で少し調べてみた。

1.鼻毛をカットすると呼吸量が増えてパフォーマンスが向上しないか。
・鼻毛をカットした後は鼻の通りがよくなる感覚がある。鼻毛は呼吸時の抵抗になるから、本来は異物の除去だが、切れば一時的に呼吸量は増えるはず。
・下記によると、鼻毛の抵抗は無視できるレベルとのこと。ただし、これは子供と大人を比べての話だから、大人同士で比べればある程度(例えば数%のオーダーで)影響する可能性が否定されたわけではない。ちなみに、子供が鼻呼吸しづらいことは知っておくべきと思う。
Effect of Age on Healthy Human Nasal Airflow: A Computational Analysis

2.鼻孔拡張テープ(Breathe Right)を使うとパフォーマンスは上がるか。
謎のまとめサイトによると、テープを付けても呼吸量やVO2に変化はないが、脳の冷却効果が高まり、暑熱化下での持久パフォーマンスが高まる可能性がある。
・一方で、下記によると睡眠時の呼吸は改善する。無呼吸症候群への効果は限定的で症状はあまり改善しない。
Nasal Dilators (Breathe Right Strips and NoZovent) for Snoring and OSA: A Systematic Review and Meta-Analysis

結論としては、そう簡単に呼吸量を増やせるものではないことと、脳を冷やす機能が大事というのはなるほどと思った。
2022.07.02 Sat l 本・論文 l COM(0) TB(0) l top ▲