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家族で上野動物園に行った。自分は初めて。
混雑を避けるために9時半の開園と同時に行こうとしたら、門の前に行列。開園時が最も混むということで期待を裏切られた。ウェブチケットを買っていなかったのでとりあえずチケット無しの列に並びつつ携帯で購入を試みたら、住所などの手入力が必要なのと案外列が進むので結局そのままチケットを自販機で買った。待ち時間は結局20分くらいだったと思う。600円は安い。

序盤に見たコンドルは、本日一番印象に残った動物だった。大型で少し飛ぶ動作も見られてかっこよかった。山岳信仰というものがあるが、彼らを神に見立てる信仰があってもよいと思った(あるかもしれない)。野生で出会ったら太刀打ちできないだろう。
ゾウは、子供もよく認識できてウケが良かった。
トラは、人気があり混んでいたが、水槽に浮かぶ様子を見られたのは想定外だった。

少し歩いて西園に移る。
以前はモノレールが通っていたようだが、コロナ前から休止していた。メンテも止まっているようでレールがさびていた。コロナと少子化で今度も復活することはなさそうな気がした。解体費用はかかるし、シニア世代が昔を懐かしむように乗り場で写真をとっていたので、しばらくそのままかもしれない。

キリンは、支給された餌で足りないようで、地面に生えた雑草と思しき草や、観客との間のスペースの植木を食べようとしていた(実際に食べていた)。
サイは、その巨体の割に歩く様子が俊敏であった。いざというときのために秘めたダッシュ力を感じさせた(イメージはドンキーコング)。

昼飯を10時45分くらいに食べようかと思ったときには、すでにどの売店に10人程度の列があった。
定番のハヤシライスと焼きそばと、子供が食べられそうなパンダ弁当をなんとか入手。食べ終わるころにはどの売店の列も推定50人規模に膨れ上がっていたのでぎりぎりのタイミングだった。中には弁当を持参する人々もいて、これがもっとも賢い作戦だと思った。

12時には園を後にした。
午後から子供が家で昼寝をできた(自分も)ので、良い配分だった。
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2022.09.25 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
スピルオーバー―ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか」を読んだ。

小説よりも奇なるコロナ前に書かれた、パンデミック発生の可能性を指摘し、その原因の一つにコロナウィルスを挙げていた本。あとがきでジャーナリストの筆者は、研究者たちの話を注意深くまとめただけだと謙遜する。パンデミックは歴史的にも度々起こり、現代の人の移動の速さが助長した。生態系の破壊に伴う人と動物由来病原体との接触機会の増加がリスクを高めていると警鐘を鳴らす。逆に、地球から見れば人類がパンデミックである。異常に増えた種が、やがて過密による感染症で数を減らす流れは生態系の一部でもある。

研究者の間では、パンデミックとの攻防は世間の水面下で常にあるもので、その発生は特段驚きでもなかったようだ。ただ、備えはしていた。ついに来たかといったところだろうか。非常に短期間でのワクチンの開発と供給の速さには本当に驚いた。発生と抑制の両方がSFのようだった。
発生当初が中国からの発生が意図的ではという疑いもあった。真相は定かではないが、この本を読むと、意図はなかったのだろうと思うに至った。
2022.09.23 Fri l 本・論文 l COM(0) TB(0) l top ▲
スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?」を読んだ。

ヒトゲノムが解読されたとき、遺伝子とスポーツでのパフォーマンスとの関係もいずれ明らかになると期待された。ところが、調べていくと、例えば速く走るなどの基本的な能力でさえ、多数の遺伝子が複雑に絡み合っていることがわかった。どの遺伝子を持つと有利かの観点では、ほとんど何もわかっていないということが本を読んで分かった。現時点で言えるのは、ある遺伝子が変わるとある病気のリスクが高まることがいくつかの遺伝子について分っていることくらいである。


特定の地域が強い選手を輩出する背景には、生活上のインセンティブと生まれ持った資質が混在し、それすら分けられていない。何度か引用されている、全ての人の遺伝子は異なるので最適なトレーニングは全ての人で異なるというコメントはその未踏ぶりを物語っている。

印象に残った話として、人類がアフリカを出てからまだ8万年で、遺伝的多様性の大半はアフリカの中にある。従って最も足の速い人と遅い人はアフリカにいる可能性が高いという指摘があった。遺伝的多様性は必ずしもパフォーマンスの多様性を意味しないが、それはその通りかもしれないと思った。

多様性というゆらぎの中で、各人が力を発揮できる場をいかに見つけるかが大切とのこと。そして文化が重要な役割を果たす。
そのような場はスポーツに限らないと思った。
2022.09.19 Mon l 本・論文 l COM(0) TB(0) l top ▲
今年の走行距離はここまで500kmくらいと過去最低レベルだが、
今年も富士スバルラインを走る予定で準備している。
去年のタイムとパワーと同じくらいの80分200Wを目標にしよう。

先週久しぶりに長尾台に行こうとしたら、
あまりに体が動かなくて路面の穴で後輪リム打ちパンク。
穴を認識してから避けたり、後輪荷重を抜くまでの反応が明らかに遅かった。
おそらく、携帯ポンプを買い替えてから初めての使用で手間取った。

どうにか直して1本2分300Wくらいで上ったところで腹が減って自販機補給。
2本追加できたが、パワーは2分250Wくらいがせいぜい。
200W以上出す必要はなく、2分やるのは走り方を思い出す目的なので
パワーより本数重視でよい。

翌日には貼りついていた全身のかさぶたが消えたかのように体が滑らかに動くのを日常生活でも感じられた。


あと週末に1時間くらいの実走を2回と、平日に5分200W1回×2週やれば目標に達せそうな気がする。
2022.09.07 Wed l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲
町の自転車屋さんでママチャリのオプションとして、フリーパワーを時々見かける。
その効果はさておき、ある技術者の特許が量産化に結び付いた貴重な例のようだ。

技術者の紹介記事
特許権の実用化について
特許第4456179号(最後に載っている実験で特許としては効果が認められている)

人の入力が増えるわけではないのだが、
上死点や下死点をスムーズに通過できる結果、
”楽に走れる感覚”が得られて、
”自転車に乗る気が起きる”、となればそれでよいのだろう。
この製品の行く末が気になる。
2022.09.04 Sun l つれづれ l COM(0) TB(0) l top ▲