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3/9
Dubendorf->Chiasso->Como->Bellagio->Ghisallo->Asso->Milano
 のんびりした3泊からうって変わって今日は豪快に移動する一日。チューリッヒからひたすら南下してイタリア国境をめざす。スイスパスの有効範囲がよくわからなかったので一応国境直前の街Chiassoで一度降り乗車券を買い直した。ついでに街を散策したがあたりはすっかりイタリア語になっていた。
 コモへ出てコモ湖湖畔の街ベラッジョ行きのバスを探す。時刻表を見るに1時間以上あったので街をぶらり歩く。
 始発場所にもかかわらずバスは当然時間通りには来ず、10分近く遅れてきた。乗ろうとするとチケットはないのか、待っててやるから(指差して)そこの店で買ってこいというようなことを言われた気がした。しかしその指差す先には喫茶店があるだけでよくわからずてんぱっているとなんとバスの運転手が降りてきてここだぞ、ここでベラッジョって言えと教えてくれた。そんなばかなと思って喫茶店のおばちゃんに言うとなんとチケットを買えた。わお。ソーリーソーリーお待たせしました。運ちゃん、神。
 そしてバスはさらに遅れる。
 バスはコモ湖沿いの狭い道を進んだ。すれちがいは毎回ひやひやものだが運ちゃんは熟練技でかわしていく。対抗のバスがくるとなんと停車して運ちゃん同士なにやらしゃべり始めた。後ろめっちゃ車がつっかえてるのに。。
 ベラッジョについてギザッロ峠方面のバスの時刻表をみて唖然。3時間後。。ベラッジョの街はピザ食ったりお土産かったり歩いて楽しめたがそれでも時間を持て余してしまう。しかし、ひとつやるべきことがある。この町の中でバスのチケットを売っているところを探さねばならない。ここには鉄道はなく、コモ湖を遊覧するフェリー乗り場がもっともオフィシャルな感じを醸し出していたのでいくと英語であそこのnewpaperを売っている店で買えるよと教えられる。これはもう絶対聞かないとわからないところで無事にゲットした。
 歩き回っているうちはいざ知らず、立ち止まっていると体が冷えてくる。フェリー乗り場の待合室でバスを待った。時間になってももちろんバスは来ない。通りを眺めて待っていると10分ほど遅れて現れた。途中で降りるということは社内放送なしの状況では難しいため、乗り際に運転手にギザッロまでねと伝えておく。ここからバスは内陸に入り峠道を上っていく。バスで上ったわけだが勾配は意外にきつく感じられた。バスに揺られうとうとしてしまったというかふつうに寝てしまったが、ギザッロ着いたよと運ちゃんが教えてくれて無事降車。
 まず気温が低い。標高700mちょいとそれほど高い峠でもないが下界とは差がある。振り返ればそこには小さなギザッロ教会が佇んでいた!教会には中に飾られた往年の名選手の品々は正直よくわからなかったが、この名を冠した自転車を駆る自分としては全身でご利益をいただいた気がした。自販機で売っているポストカードとプラスチックカードを乱発しているうち、数人の訪問者があった。併設の自転車博物館は本日休館で入れなかった。ついてない。そういえば堺にあるシマノのそばの自転車博物館を訪れた時も休館日だったな。
 だいたい見たのでバス停でバスの時間をよくみるとこのバス停の時刻表が設置されていなかった。ベラッジョで見た時は1時間後に次便があったと記憶したので待つ。
 待つ。まあ遅れることはデフォルトなので気長に。
 寒い。夕暮れ時になり、標高が高いこともあってぐんぐん冷える。いまは当然氷点下だろうね。
 待つ。しかし予想時刻を30分過ぎても現れない。なんか見間違えたかな。一度教会にもどって暖をとろうにもそのスキにバスがいってしまっては元も子もないので動けない板挟み。それにここはイタリアなのでバスが遅れているのか何かの勘違いで来ないはずの便を待ってしまっているのか判断しかねる。
 暗くなってきた。ほんわか雪が降ってきた。風も出てきた。なんとか発熱しようその場で足踏み。しかしそろそろ生命の危険を感じ始める。
 3月のイタリア北部の山の中でひたすらバスを待つが来る気配がない。ときどき通る乗用車は何事もないかのように通り過ぎる。お、ここはヒッチハイクに踏み切るべきか。否か。。
 いい加減やばくなってきたので、もしかしたら歩いて麓のアッソの町までいけはしないかと看板を探してみると、「Asso 3.2」の文字。単位はよくわからないがたぶんkmだろう。これなら最悪1時間で着ける。待ちくたびれ行動しなければいてもたってもいられなかったのでおもむろに歩き出した。
 野良犬の遠吠えなんかがして不気味な感じ。ってかもうさすがにヒッチハイクしかないんじゃない?と思ったそのとき、道沿いに小さな商店が現れた。おっちゃんにアッソまでの距離を聞くと、15kmくらいかなとの回答。お、終わった。バスのことを聞くとすぐそばのバス停から15分後に出るよとの神の声。そのバス停にはちゃんと時刻表があった。想像するに、この時刻表には平日休日の運行便が同列に書かれていてFerr.6というのが平日を意味しFestが休日を意味するのだろう。すると自分が次便として来るだろうと期待していた便は休日便のことだったのだ。かくして次のバスは時刻表からわずか3分の遅れで到着し、何事もなかったかのようにアッソの駅に到着した。
 さて、あとはミラノ市内に予約したユースに行くだけ。最寄りの地下鉄駅を出てから例によって迷ったが人に聞きまくって発見。受付のお兄ちゃんはこれまた気前のいい人で、自分はパソコンないけどネットがしないというと貸し出し用のパソコンはないけどこれを使いなといってなんと受付カウンターのパソコンを明け渡してくれた。ありがとう。今日のドミトリーはスイスとはうってかわってなんと4人中3人が日本人だった。

3/10
Milano->Venis (Venezia)
 同時期に卒業旅行でバックパッカーをやっている同期のhsgwとの待ち合わせは10日の12時にベニス駅そばのローマ広場。ミラノからベニスまでの電車は余裕をもって50分前着に乗ったがみごと期待に応えて50分遅れてくれた。ここで今回初めてレンタル携帯を使って連絡をとりあった。この町での動きはすべておまかせ。
 スイスは寒かったが、イタリアのこっちのほうは暖かいだろうと期待し、電車に乗りながら雪が雨に変わって行く様をみてほっとしていた。しかし結局ひたすら寒い。雪がぐちょぐちょになって歩くとすぐに靴に浸透してたまらない。町を歩く気力もないし、天気予報が翌日の晴れを予言していたので宿に地ワインと地チーズを持ち帰り、体を暖める。

3/11
Venis
 晴れ。しかもぽかぽか陽気だ。こうでなくちゃ!今日は街中をひたすら歩き回った。ベニスは歩き回るにはちょうどいい大きさだ。水上バスや土産物屋のあちらこちらから日本語が聞こえてくる、定番観光地のようだ。ピザを食って、ワイン好きにワインの解説をご教授いただき、チーズとサラミをむしゃむしゃ。

3/12
Venis
 最終日。朝、hsgwの飛行機に合わせて早めに空港に着く。朝飯と見送りを終えて一通りゆっくして時計を見るとまだ出発まで3時間もある。余裕をかまして手続きに向かうと。。

 Your flight is canceled.

 はい?
 まさかのストライキにひっかかりましたとさ。
 今日はもうダメだから明日飛べとさ。
 宿泊代は出さねーよとさ。

 まあ自分は旅行の身だからまだいいけどさ。仕事で来ている人間はたまらんわな。ってか自分も帰国予定の翌日に引っ越しの荷物の引き取りに立ち会わにゃいかんかった。間に合うのか!?当日朝成田に着いて速攻電話すれば大丈夫な時間なのでとりあえずこのことは忘れる。
 代替案としてベニスでもう一泊か、中継地のパリで一泊して翌日の同じ便に乗るかの二択を示された。パリは空港から市街まで遠かったので諦めてベニスもう一泊することにした。

 市内に戻り、前日泊まっていたユースのお姉さんに泣きを入れてシングルだと40€のところを30€で宿確保。飲む相手もいなくなってしまったので夜にバーに突入したら客は英語全く通じず。。バーのおっちゃんは微妙にしゃべる。お互い片言くらいがいちばん気楽でいいや。イタリアにおいてもツールドフランスは格別であり、チッポリーニやパンターニは人気が高いが世界戦などで勝ったベッティーニは意外と評価されていないなぁと思った。あとシマノはマウンテンバイクでカンパはロードというイメージらしい。しゃべるうち一杯分の値段でいいよと言いながらやたら注がれ、ついにDOCG級のワインも登場して店員もいっしょに飲み出した。途中で警官が二人はいってきて、まさか飲むのかと思ったがさすがに立ち話をして、しかしその立ち話はやたら長く、11時の閉店とともにお開きとなった。

3/13
Venis->Paris->成田(3/14)->国分寺
 今度こそ飛行機に乗るぞ。無事にチェックインを済ませる。荷物はリュックサックと手持ちのなるしまバッグがあるが、lost baggageという無用のトラブルを避けるためすべて機内持ち込み。ペットボトルの水を飲み捨てる。
 時刻通り動いているようでなにより。順番に搭乗口から乗り込んでいくがここでまさかの自分だけ待ったのサイン。。理由をよく聞き取れないがとにかくwait hereらしい。ほとんどの客はふつうに乗り込んでいくが一部の客が同じようにはじかれていることに救いを求める。日本人の女の子がはじかれていたので聞いてみるが同じくよくわからず。その子もストライキで一日遅れたらしく毒を吐き合いながら待っていると客が一通り流れた後に通してくれた。ほっ。
パリまでの途中、アルプス山々を望んだ。あまりにきれいで人間は空を支配したんだな、などとふと思った。所用2時間の大半は爆睡。乗り継ぎ後成田まで11時間は到着が朝のため寝る必要があった。窓側席だったが隣のおばちゃんはcookやhospitalityを教える教授らしく30人の学生を連れてきているらしく、学生とおばちゃんがやたらしゃべっていた。それでもモニターでThis is itを見ながら注文通り眠りについた。。
 朝9時着。今日は引っ越しの荷物を回収しに業者が家に来るので極力早く帰らねばならない。学割証を持っていなかったのが痛いが時間を買わねばならないので成田エクスプレスですっ飛んで3時間で帰宅。そういやベニスで会った女の子と成田まで一緒でけっこう仲良くなったのに連絡先を聞き忘れた。アホ、俺。
 引っ越しは無事に間に合った。飛行機で寝まくったおかげで時差ぼけはほぼなし。リュックサックの中身を入れ替え翌日の自転車部鴨川合宿の準備をし出しましたとさ。


費用
航空券:11万
その他宿泊費食費など:8万(11泊13日)
計19万



鶴見の新居にて

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